2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧
1日の激震後餘震に次ぐ餘震を以てし 爲に民心不安に戰く折柄東京方面より殺到する避難民は その火災につき種々なる流言浮説を爲し 浮説は浮説を産み益々民心の不安を深からしめた 殊に不逞の徒の横行を説く者もあつて人心恟々 2日夜來在郷軍人・青年團員・消…
千葉縣罹災救護會 編集『大正大震災の回顧と其の復興 上』千葉縣罹災救護會 発行,1933/8/1 大震災の回顧と其の復興(上)
震災直後各市町村全部に亙り期せずして自衛が行はれ火災の豫防盗難警戒等の必要から消防組員・保安組合員・在郷軍人・青年團員等が協力しつつあつたが東京方面よりの避難民刻々増加し流言蜚語に惑はされて人心不安に驅られ 就中東京市と近接せる東葛飾郡・千…
千葉縣罹災救護會 編集『大正大震災の回顧と其の復興 上』千葉縣罹災救護會 発行,1933/8/1 大正大震災の回顧と其の復興(上)
『(週刊)社会新報』社会民主党全国連合機関紙宣伝局,NO.4952 改題NO.4548 (2017/9/27 12面)「関東大震災 もう一つの歴史 朝鮮人虐殺の現場を行く」 関東大震災 もう一つの歴史 朝鮮人虐殺の現場を行く 星徹 神奈川県横浜市西区の市営久保山団地に直径5mほど…
抗日朝鮮人の闘争記 金奉火華 キム テヨプ 第II章 闘志は炎のごとく II-1. 闘争の序幕 東京に着いた私は池袋にある李圭八(イ・ギュパル)が下宿している一間にともに過ごすことになつた 李圭八は慶尚北道の人で私より三歳年上 彼と初めて知り合つたのは東洋フ…
きんたいよう「よう」は「火」れっか扁につくり「華」 キム テヨプ 別名…金突破 【日刊アソシエーツ『近代日本社会運動史人物大事典』II-p.364】 『抗日朝鮮人の証言』不二出版,1984/9/1 原著『闘争と証言 抗日労働運動の先駆者・金奉■の闘争記』プルピ社(ソ…
金奉■・石坂浩一訳『抗日朝鮮人の証言』不二出版,1984/9/1
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「もう十分大掃除も終つた 二階へ上がらう」大正12年9月1日の午前 時計の針が12時に10分前を指すと室長の言はれるままに二階へ上がつた 我々室員は窓にもたれながら外の庭や舎監室を覗いて今か今かとお晝の鐘を待つていた 窓の外は室・分擔の庭で直ぐ前が舎…
大震火災と共に各所に生れた自警團は 其の動機はいろいろあらうが■■自己の家屋,財産を衛り協力して共同の利益・安寧を擁護しようとしたところに發して居る 要するに單なる利己心のみでなく 公共心の發露とも云ふべきもので 非常の災變に遭遇し 通信連絡の道…
1.震災の日(高畠秀男) 2.戰場の如き慰問品の陸揚げ(鈴木保) 3.目覚しかつた漁村青年の活動(鈴木保) 4.疲労した救援團に宿舎が無い(鈴木保) 5.暴徒襲来の蜚報(鈴木保) 6.官命を帯びて(重田嘉一) 7.機智に富んだ警官の措置(八幡警察署) 8.中村戒仙禪師の度量(…
1.天は大任を僕に下した(大橋高四郎) 2.安房郡■衛當局の追憶の會(吉井榮造他19名) 3.郡■の下敷となつた思出(中川良助) 4.裸體のまま(竹内伊之吉 5.母は家の下敷に(牧野米吉) 6.校舎が倒れた(小松平治) 7.怪我人の無いのを喜んで(飯野校職員) 8.火山の噴火か…
千葉縣罹災救護會 編集『大正大震災の回顧と其の復興 上』千葉縣罹災救護會 発行,1933/8/1 id:dempax:19240601 IV編 震災餘話 (IV-2-2節) 追憶竝苦心談
哀々切々録 追憶 ⇒ id:dempax:20170925 苦心談 ⇒ id:dempax:20170925 笑話 篤行美事等
http://d.hatena.ne.jp/dempax/20170921
本編に載せた事例の外 大震災に關しては關係者に於ては數限りなく材料の持合わせがあるであらう 而もそれ等を得んとして出来得る限り多方面に之を求めたが 追憶や苦心談を持つている人々も 新に之を文に綴り提出することは相當の苦痛と見えて 編者の請を容れ…
本編は震災餘録として これ等の動揺・錯覚・蜚語の間に生れた人間非常時行動の具軆的斷片を録するを主要目的とした 之に加へて共同の努力や救援活動上の苦心などを以てした 編輯材料は大部分關係者の軆驗に基く記録・見聞録・感想文に依つたもので 少數のも…
人心があまり弛緩し放漫に馴れると天が人間に戒告を與へる 大正大震災を「天譴」と觀る人の多いのも尤もなことである あまりに突然な激変に人々の心は平衡を喪つた 喪つた所に 今まで因襲の力で押へ付け 糊塗し來つた人間の眞實の姿が現はれて來た 若し人間…
大震災の回顧と其の復興 上巻 IV編 震災餘録 1章 總説
『図書新聞』NO.3320(2017/9/23) 1面【記憶の暗殺者たちに抗する 歴史の記録と想起のいとなみ】 東京都知事と墨田区長に『関東大震災 朝鮮人虐殺の記録』の一読を勧める 桜井裕三 レポート 関東大震災94年 朝鮮人犠牲者追悼式 朝方まで降り続いた雨も止んで …
2013年3月11日の本訴訟の提起から 4年6か月以上が経過した 私たちは 原告のうちすでに6名を失った そして原告らのほとんどは未だに故郷に帰ることすら出来ずに 困難な避難生活を強いられている 今日に至るも家族が離散して生活することを余儀なくされている…
本日の判決は被告東京電力に 原告42名に対して 総額3億7600万…円の支払いを命じた(本判決に先立つ裁判上の和解によって和解によって支払済の金額を含めると総額4億3068万…円) 原告をはじめとした本件原発事故の被害者は 住み慣れた先祖伝来の地を追われ ふる…
本判決は経済産業大臣において遅くとも平成18年までに 福島第一原発の敷地高さを超える津波の発生を予見することは可能であつたと認めながら予見可能性の程度が必ずしも高くないものとして 原告らの主張する結果回避措置の内容については規制行政庁の専門的…
本日 千葉地方裁判所民事第3部(阪本勝裁判長)は福島原発被害集団訴訟について判決を言渡した この訴訟は2011年3月11日に発生した東京電力福島第一原子力発電所事故(以下「本件原発事故」という)により福島県内から千葉県内に避難を強いられた原告18世帯45名(…
1.原告らの被告東電に対する主位的請求について 原子力損害の賠償に関する法律第2章の規定は民法の不法行為に関する規定の特則であり 本件事故による損害賠償に関しては 民法の不法行為に関する規定の適用はないから 原告らの被告東電に対する民法709条に基…
1. 内閣総理大臣が昭和41年から昭和47年にかけてした福島第一原子力発電所一号機ないし四号機の設置許可処分又は変更許可処分は 国家賠償法1条1項の適用上違法とはいえない 2. 経済産業大臣は 電気事業法39条に基づく「発電用原子力設備に関する技術基準を定…
判決理由骨子
判決報告集会(2017/9/22 14:30〜16:20 千葉県弁護士会館3F大ホール)配布資料 A4 両面印刷 2枚 ■ 資料I 平成25年(ワ)第515号,第1476号,第1477号 判決理由骨子 原告 45名 被告 東京電力ホールディングス株式会社(「被告東電」という) 被告 国 ■ 資料II 原告団…