1949-12-01から1ヶ月間の記事一覧

『中央公論』vol.64No.12(1949/12月号)p.64-p.69 『正木ひろし著作集 IV 政治・法律時評』三省堂,1983/04/01 p.221-p.229

自由法曹団の功罪 正木ひろし 本誌の編集部から私に,自由法曹団の功罪について書けと指名された. 私はたしかに団員ではあるが,戦後に加入した新参者であり,その上,不便な田舎に住んでいて,団の会合にも滅多に出席せず,団の事情に疎いから,もっと適当な人を選…

正木昊「自由法曹団の功罪」

初出 『中央公論』vol.64 No.12(1949/12月号)p.64-p.69 出典 『正木ひろし著作集 IV 政治・法律時評』三省堂,1983/04/01 p.221-p.229

正木昊「自由法曹団の功罪」 2/END

⇒ id:dempax:19491215 からの続き これらの諸事件を通じて看取出来ることは (1) ポツダム宣言ならびに新憲法記載の基本的人権の言葉通りの実行 (2) 労働者に対する無条件的応援 (3) 朝鮮人に対する同情 (4) 官権の不信に対する法律的攻勢 等がいちじるしい特…

正木昊「自由法曹団の功罪」

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下書

戦後における自由法曹団がポツダム宣言の要求する日本民主化の線にそうて,不敬罪の撤廃,基本的人権の確立に対し,不屈不撓の努力をしたこと,労働者をして人権を意識させ,また労働運動の合法化に貢献したこと,朝鮮人の人権を護ったこと,官権の非民主性を指摘し…