2014-04-01から1ヶ月間の記事一覧

中正式歩槍

中華民国が製造したボルトアクションライフル モーゼルライフルのコピーであり、Gew98短縮型のモーゼル・スタンダードモデル1924をモデルとしたものは中正式歩槍一式と呼ばれ、kar98kをモデルとしたものは中正式歩槍二式と呼ばれた 劇中では国民党兵が中正式…

九九式軽機関銃

1939年(昭和14年)に正式採用された軽機関銃。当時国民党軍が使用していたチェコスロバキアのZB26軽機関銃をモデルに開発されたという この当時はまだ存在しないのだが、九六式軽機関銃の代用品と推測できる 待ち伏せ攻撃された日本兵が使用

92式重機関銃

1932年(昭和7年)に大日本帝国陸軍が開発、採用した重機関銃。高い射撃精度と射撃持続性能を求めた結果、発射速度は遅く何発撃ったか数えられるぐらい遅かった 屋上の日本兵が使用

十四年式拳銃

日本陸海軍の将校が使用していた拳銃。劇中に登場する十四年式拳銃は後期型で、当時はまだ存在しないモデルであることに注目

三八式歩兵銃

1905年(明治38年)に大日本帝国陸軍が採用した小銃 日本兵が使用

【DEAD COPY】映画『南京!南京!』抜粋

映画"南京! 南京!"より市内の戦闘シーンを抜粋 http://m.youtube.com/watch?v=Ty2BDQORpK0 11:44 高評価 147 人、低評価 133 人 176,228 回再生 anatasukine 2012/07/04 00:00-11:44 1週間後に削除予定です。 映画の内容については議論が絶えませんが、冒…

I.家族と原爆

思想形成における父親の存在 僕の思想形成に関しては親父の影響が強い. まだ小学校1年生の僕をつかまえて「この戦争は間違っている」とか「絶対に日本は負けて,おまえが何歳になったら,日本はどういう状況になる. 白い米やそばを腹一杯食える時代がきっと来…

中沢啓治に聞く(1/2)

【出典】浅井基文編著『《日英対照》広島に聞く/広島を聞く』かもがわ出版,2011/03/25 県立図書館資料請求番号 3198/211/ ISBN9784-7803-0417-6 『広島に…』【目次】 中沢啓治/天皇制と差別 中沢啓治(漫画家)に聞く ゲンは怒っている

II.天皇制と差別

天皇制への怒り 僕は天皇制について何も言わない奴は信用しない. 天皇制の恐ろしさというか,その天皇制が今日でもなお存在しているということについて,日本人は深く考えるべきだ 1947年に天皇が広島に来た時のことはよく覚えている. 僕は親父から天皇制のこ…

中沢啓治に聞く II.天皇制と差別

『広島に…』【目次】 中沢啓治/家族と原爆

第20卷:『平和の鐘シリーズ』【短編集】

1頁〜49頁「おれは見た血のペンで描く衝撃の自伝」[*1] (空の母親)「啓ちゃん,あんたの好きな漫画の道だ.しっかりやりんさい」 「ああやるよ」「現在漫画でどうにかめしをくっている中沢啓治という漫画ばかの半生記です」 51頁〜95頁「永遠のアンカー」 97頁…

19:『オキナワ』

3頁〜196頁「オキナワ」 ⇒『オキナワ』書籍広告 id:dempax:19711010 197頁〜228頁「冥土からの招待」初出:集英社『ヤングジャンプ』1979/8月号 229頁〜258頁「うじ虫の歌」

18:『あの街この街』(307頁)

17:『チンチン電車の詩』(314頁)

初出:『赤旗日曜版』連載1971/09/05(第1回)〜1972/08/27(第52回) もうひとつ連載漫画,71年前半から赤塚不二夫(あかつかふじお)「ハタ坊」,72年1月1日新春特大号「ハタ坊すごろく」を経て72年1月9日より「ワンペイ」に改題[*1] *1:ハタ坊の旗は右上がり斜め直…

第15巻1頁〜208頁,16巻1頁〜181頁:『ゲキの河』[*1]

短編併録 15巻209頁〜288頁「ある日突然に」 16巻183頁〜261頁「何かが起きる」 『ゲキの河』については初出情報が混乱している 【A】1975年『ゲキの河』秋田書店『月刊少年チャンピオン』連載【毎日文化センター広島編『「はだしのゲン」を英語で読む』毎日新聞社,2013/0…

14:『黒い雨にうたれて』

=貸出中=8編をおさめた短編集 短編のタイトルと主人公は 1.「黒い雨にうたれて」(被爆者で殺し屋の神さん,被爆2世で盲目の少女・平和ちゃん) 2.「黒い糸」(被爆者の父・吉田,娘の光子) 3.「黒い沈黙の果てに」(先生と生徒・吉村弘) 4.「黒い蝿の叫びに」(被…

第12巻1頁〜193頁,13巻1頁〜199頁:『いつか見た青い空』

初出:『赤旗日曜版』連載1978/01/01(第1回)〜1979/03/25(第65回) 短編併録 12巻195頁〜254頁「赤とんぼの歌」 13巻201頁〜260頁「おはよう」

11:『ユーカリの木の下で』

=貸出中=

第1卷〜第10卷: 『はだしのゲン』

更科公民館図書室『ほるぷ版/中沢啓治/平和マンガ作品集』全1720卷

【交通】千葉モノレール千城台駅(バス千葉銀前から千城台駅行き[片道420円])より,さらしなバス【Bルート】「農政センター」行き 更科小学校下車徒歩2分 (おまご[小間子]バス【Dルート片道200円】川崎十字路下車徒歩15分←運転手さんに更科小学校への道を確認…

中沢啓治『平和マンガ作品集』全20巻/ほるぷ

中沢啓治『平和マンガシリーズ』全17巻/汐文社⇒id:dempax:00000415

中沢啓治『ゲキの河』で金次が語る大日本帝国の朝鮮植民地支配

『中沢啓治/平和マンガシリーズ5/ゲキの河/下巻』汐文社,1986/04/25 46頁〜60頁[*1] 【初出誌】『ゲキの河』(秋田書店『月刊少年チャンピオン』連載,1975 集英社『月刊少年ジャンプ』連載開始 1976年11月)[*2][*3] 饅頭をくすねて大人たちから暴行される春男…

下書

広島への思い 広島には10年前までは絶対に寄りつかなかった. 広島の町を見ると,思い出したくない過去のことをすごく思い出すのだ. 例えば,川を見ていると,累々たる白骨が思い浮かぶ. 町を歩くとああだった,こうだった,ということがよみがえるのだ. 死体の臭…

大日本帝国の闇を被害者たちが告発する

父 大道栄造(□) 拷問の場面 拷問帝国/中沢啓治「特高警察の拷問」描写集 id:dempax:20140406 スリの金次が朝鮮植民地支配の実態を告発する id:dempax:20140414

プロット

ネタバレを避けるため『はだしのゲン』との関連を主に,以下,物語を追ってみよう[*1] 【1935年9月広島市】 主人公ゲキ=「(国民学校)一年赤組」大道激は、弟・守、妹・光子、仕立て物で生計をたてる病弱な母・文子と暮らす 父・栄造は「新造劇団」を主宰し半年…

『中沢啓治平和マンガシリーズ』汐文社,1986/04/25 第4卷,第5卷 『ゲキの河』を読む(上下合計で389頁)

isbn:4811300041[208頁] isbn:481130005X[181頁] 初出書誌情報は拷問帝国/中沢啓治「特高警察の拷問」描写集id:dempax:20140406参照

大日本帝国の国家犯罪を告発する/中沢啓治『ゲキの河』

【未完成・下書き】

野村修訳B

かの女がおぼれて死んで、小川から 川へと流されていったとき、じつに異様に 空のオパールは冴えていた、さながら なきがらを宥めるためのように 浮きくさが藻が身に絡みついてきて かの女は少し重くなる、やがてずっしり重い 冷たく、魚が素足に触れて泳い…

野村修訳A

1 かの女は水におぼれて、小川から川へ 川から大川へとながされていった そのとき、空にはしろおく月影が冴え 光にはほのかに哀悼がまじった 2 浮き草が、藻が、腕に足にからみつき かの女は重たくなってゆく、しだいしだい つめたく、魚たちがかの女に触れ…

岩淵達治訳『ブレヒト戯曲全集第6巻』

未来社,1999/06/15 (仮面をとり舞台端に出て来る) モルダウの河の底の石は流れに押され転がる 偉大な皇帝は転がらないか? いやすべてのものは変わる、すべて変わる 時代も変わる、権力者の大計画もいつかは挫折し 強そうに歩いて見せても、時の流れにゃ逆ら…