手順

ふらいぱんに炒め油を熱する


玉葱を透明になるまで炒める


鶏肉を炒め霜降り 白くなり始めたらいったん皿にとる


ふらんくふると・しめじ・まっしゅるーむ・海老を投入し炒めて 鶏肉を戻し さらに炒め 軽く塩胡椒(+適当な顆粒出汁)する


中央を開けて洗い米を投入 透明になるまで炒める[*1]


とまとびゅーれを加え水分を飛ばし 混ぜる


赤わいんを加え水分を飛ばし 混ぜる


青物を加え火を止めて冷ます


炊飯器の釜に移し ぬるま湯 150ccで炊く[*2]


炊き終わったら上下を返して 1/3量を茶碗に広げ水気を飛ばす

玉子で包む

玉子 贅沢に2個[*3]


丼に 牛乳 大さじ 1 塩ひとつまみ 水溶き片栗粉(片栗粉 小さじ 1 + 水 大さじ 1) 中華顆粒鶏がら 胡麻油 各 小さじ 1 を入れ 玉子を割り入れ しっかり混ぜる


ふらいぱんを加熱 煙が上がったら 火を止めて ばたー 向日葵油 各大さじ 1 を入れ 中火にして煮立て ふらいぱん底と側面を這わせる


玉子を流し入れ かき混ぜる(脹れた泡を潰し 底に固まり始めた玉子を破らないように)


鶏の腐ったような匂いがし始めたら[*4]火を止め ふらいぱんを揺すり玉子が動けることを確認する[*5][*6]


余熱で表面が半熟になったら(ならなければ弱火で加熱追加)ちきんらいすを縦長に載せる(ふらいぱん持ち手が 自分の手前右寄りにある状態で)


ふらいぱん左隅に玉子とちきんらいすを寄せ 右手にふらいぱん 左手に平皿を持ち 玉子を皿に流し込む ふらいぱんを反時計方向に捻りふらいぱんで皿を覆うようにして ちきんらいすを玉子で包む[*7][*8] 簡単だよ


けちゃっぷを飾り 無事 完成

*1:吸水させ白くなった洗い米を乾燥させ透明にするのは無駄に見えなくもない

*2:1合だから180ccの筈だが出来上がりが水っぽいので減らす

*3:1個で充分ではあるが寂しい … 阿由葉利江「ひとり暮らしの基礎料理」ぶてぃっく社,2009/9/30 p.4では御飯180g(茶碗に山盛り)に玉子2個 「NHK きょうの料理 新ぽけっとしりーず(5)すしとご飯もの」NHK出版,1993/11/16 p.110では2合に玉子6個 茂出木雅章「本になった料理学校(4) たいめいけんのおむらいす・かれー教室」千趣会,2004/04/01,p.21では御飯320gに6個 … 1合に玉子3個は標準みたいだ
ひとり暮らしの基礎料理―おなじみの料理193品 (ブティック・ムック No. 813) すしとご飯物 (NHKきょうの料理―新・ポケットシリーズ)

*4:匂いがし始めたら焦げ目が付き始めている 焦げ目が無いと寂しい なお完成では匂いは気にならない

*5:動けなかったら?…知らない = ばたーの量が充分で玉子の底から周りがしっかり固まっていれば動く筈だ 炒め油の粘度ならば少し火を強くする

*6:玉子の底がしっかり固まって 玉子の底とふらいぱんの間のばたーが溶けていることが必要

*7:皿への移し方について 土井善晴 上掲,「主婦の友 繰り返し作りたいおかず[決定版300]」主婦の友社,2004/03/10 p.128 おむらいす 等々に詳しい解説 流し込む方法の他に「小林かつ代の基礎のおかず」主婦の友社 おむらいすは無いが p.20「醤油と味醂風味の具だくさん 具は水溶き片栗粉で纏めておく かあさんおむれつ」に「(水溶き片栗粉で纏めた)具を玉子の片側に載せ 玉子を被せ … 盛りつける皿をふらいぱんにかぶせ しっかり押さえて天地を返し おむれつを皿にあける」とある

小林カツ代の基礎のおかず (主婦の友ミニブックス)

*8:朝日新聞生活Gr「ていねいなおかず」朝日新聞出版,2009/11/30 p.6 と 茂出木雅章「本になった料理学校(4) たいめいけんのおむらいす・かれー教室」千趣会,2004/04/01,p.19 では ふらいぱん奥に御飯を横長に載せて 手前の玉子を被せて丸めてから皿に移す
ていねいなおかず