『軍事研究』No.580(2014/07) 特集…ウクライナ侵攻作戦と中国原子力空母


(写真頁)
菊池雅之「21世紀のアドヴァンス・ウエポン MV-22 MV-22 の上陸作戦」


(p.11上写真)オスプレイ降着地点を警戒する米海兵隊


(p.11下写真)後部のハッチから展開する米海兵隊員たち。MV-22 ならテイルローターを気にすることなく、速やかな展開が可能


(p.12)艦首側の1番、2番スポットがオスプレイ専用。エンジンの排気が直接当たる部分が煤けている


(上写真)3月27日から4月7日までの間、米韓合同演習「ダブルドラゴン2014」が行われた。訓練に参加したのは、米:第3海兵遠征軍、韓国:第1海兵師団、オーストラリア:第7旅団第6歩兵大隊である(p.118を参照)


(下写真)CH-46からすっかりMV-22オスプレイ一色となった「ボノブリシャール」


(p.13上写真)真下からオスプレイを見上げる。体が飛ばされてしまうほどの激しいローターウォッシュだ


(p.13下写真)「ボノブリシャール」に着艦するCH-53Eスーパースタリオン


(p.14上写真)130名と少数ながら参加したオーストラリア陸軍。浦項市内にある市街地戦闘訓練場での訓練の様子


(下写真)上陸を前に、発煙弾を打ち上げる韓国海兵隊のKAAV。海面には発煙弾による水飛沫が上がっている。数秒後には浜辺一帯が黒い煙に包まれる


□ p.22-p.23 野口卓也「短SAMを受け継ぐもの 陸上自衛隊高射学校創設記念」


(p.22)4月29日、千葉市下志津駐屯地の高射学校[*1]において創設記念行事が行われ、新装備の11式短距離地対空誘導弾が初登場した


(写真上)訓練展示で配置につく、11式短距離地対空誘導弾(11式短距離SAM)発射装置


(写真下)装備品展示準備中の11式短距離地対空誘導弾発射装置


(p.23)弾薬運搬装填車によって、最大4発の誘導弾を搭載できるという。81式短距離地対空誘導弾の後継として開発された11式は巡航ミサイル要撃も可能だ


(写真上)11式短SAMは、1つの射撃統制装置と2つの発射装置によって運用される


(写真中)左右のグリップを握りながら要撃装置器を操作する隊員


(写真下)[発射装置拡大写真]


□ p.84-p.95 文谷数重「自衛隊の上陸戦に必要な戦術と兵器(3) 絶対的に不足している舟腹量と直接揚陸手段 海上輸送力の裏付けがない陸上自衛隊「水陸機動団」」海上自衛隊の輸送力では上陸戦を支えられない。最低規模として1個大隊での上陸戦でも「おおすみ」型3隻では輸送力が不足するため難しい。スペック上では1個大隊を丸々運べるように見えるが、あくまで平時輸送での数字であり、上陸戦での輸送には適用出来ない


□ p.118-p.122 菊池雅之「ワールド イン フォーカス(143) 米韓合同演習「ダブルドラゴン」(前編)」 模擬空爆と発煙弾が記者を襲う(一部写真はカラー口絵頁に掲載)


□ p.182-p.193 洗尭「「国家安全保障戦略」を読み解く(3)憲法を改正!姑息な解釈論でなく堂々と集団的自衛権を行使できる普通の国となれ!世界における『自衛権』の役割」

*1:下志津駐屯地 高射砲学校…http://www.mod.go.jp/gsdf/aasch/aaspr-hp/index.html