佐々木元勝『野戦郵便記』

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佐々木元勝『野戦郵便記』は戦時中に出版されている.

佐々木元勝『野戦郵便記』1941年日本講演通信社発行
国立国会図書館書誌詳細表示 http://opac.ndl.go.jp/Process?MODE_10100001=ON&SEARCH_WINDOW_INFO=01&THN=8&INDEX_POSITION=6&DB_HEAD=01&SORT_ORDER=01&SHRS=RUSR&QUERY_FILE=6672359195_7536455&TA_LIBRARY_DRP=99&DS=0&CID=000000689835&SS=01&SSI=0&SHN=8&SIP=7&LS=6672359195
昭和館図書室蔵書資料検索 http://www.showakan.go.jp/serch_book/top.html
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タイトル 野戦郵便旗
著者名 佐々木元勝 登録番号 000015534
出版社 東京:日本講演通信社 分類番号 916/Sa75/
出版年 1941年 配架場所 閉架一般
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高崎隆治/和多田進(晩聲社創業者)らが1973年に現代史[資料センター]出版会より出版, 岩波(現代)文庫,ちくま(学芸)文庫あたりに是非とも入れてほしい.

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『野戦郵便旗』は,南京戦・徐州戦等に参加した郵政職員の見聞であり体験記である. 著者の戦後の証言によれば,一年以上も出版の許可が得られず,昭和15年(1940)年になって,その前半部分だけがずたずたに削除された状態で認可されたという. 前記の引用は,むろんその削除された旧版からのものだが,戦後の昭和48(1973)年に削除部分を復元し,さらに後半部分を加え,上下二冊本として現代史出版会から出版された.【高崎隆治『戦争と戦争文学と』p.181 日本図書センター1986/08/01】
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