1985-07-01から1日間の記事一覧

運動誕生のドラマは語る

続き⇒id:dempax:19850702

日本共産党と市民

米軍占領下の広島の原水禁運動については本誌一月号の拙稿「『ヒロシマ』と『東京宣言』」でふれたので,重複を避けて別の角度,共産党と市民のかかわりあいの面から見てみることにする 一見がんじがらめの弾圧体制下で,原爆反対の声がどのようにして結集され…

原爆投下をめぐる対立

最初に断っておくが「市民」の名で共産党を排除しようとしている勢力と同じ次元で論争しようというのではない. つまり,市民と政党を対立関係に置く誤りを明らかにし,その両者の正しいかかわりあいによって原水禁運動が生まれ発展したヒロシマの事実を語ろう…

【問題の所在】

いまに始まったことではないが,市民あるいは市民運動の名で政党を誹謗排除する策動が執拗に繰り返されている. 原水禁運動の分野でそれはとくに目立つようだ. おそらく「思想・信条をこえた運動だから政治とは無縁」と言い張れるという底の浅い読みがあるから…

【資料】村中好穂/原水禁運動の誕生と日本共産党

【出典】日本共産党中央委員会理論政治誌『前衛』1985/7月号 p.36 原水禁運動の誕生と日本共産党 村中好穂