笠原和夫脚本 山下耕作監督『博打尖ち 総長賭博』

舞台設定 … 1934年 博徒・やくざも大陸への進出を図る (32年テーゼから2年 既に日本共産党中央は壊滅している)


鶴田浩二(関東天龍會六人衆筆頭 中井信次郎 任侠映画定番の一匹狼)


若山富三郎(関東天龍會松田組組長 二代目になれず激怒〜暴走)


藤純子(小料理屋 女将 松田妻)


桜町和子


名和太郎(関東天龍會二代目総長)


金子信雄(全侠[?]一家仙波[せんば]組組長 全国博徒の愛國結社を目指す)


標題前の長い序章 関東天龍會の一代目が倒れ 一代目引退と二代目襲名の総長賭博を開く話が … 何故か … 二代目になれなかった若山富三郎(一代目倒れた時に「寄せ場」=刑務所にいた)の逆恨みと暴走の話になる この暴走の出発点は中井信次郎の松田への説明の仕方に在るようにも見える


序章は日章旗の下 全国博徒の愛國政治結社をつくる提案 標題字幕前の長い序章の意味は 総長賭博の前日に初めて分かるのだ 何故 全侠の仙波組 金子信雄博徒の二代目決定などで大きな顔をしているのかは分からない