米軍岩国基地の大きな特徴はふたつあります

ひとつは、滑走路を沖合いに移設したことで、水深の大型バースを基地施設として取得したことです。これにより級の大型艦船が接岸可能になりました。このバースを使って武器・弾薬・食料などをフリーの状態で荷積みや荷降ろし出来るようになりました。沖縄に配備された MV-22 オスプレイの陸揚げはすべてこのバースが使われ、岩国基地で整備調整されました


もうひとつは、海上自衛隊の航空機部隊が米軍岩国基地を共同利用している点です【註記*a】。情報収集、機雷掃海、海難救助などの任務をもつ37機が配備されています。昨年4月の新たな日米軍事協力の指針(ガイドライン)で「日本以外の国に対する武力攻撃の対処行動」のひとつとして「海上作戦」を行うことが記されています。米軍との訓練の一体化が急速に進むことが考えられます


来年配備控え F-35引火事故