背景と問題の所在

60年以上も昔の, 所謂「戦後民主変革期」に文部省が発行した原本を探したところ, 県内で唯一所蔵しているのは千葉県総合教育センターカリキュラムサポート室だけであった(千葉県立図書館の横断検索結果による)


早速,閲覧させていただいたのだが…色々と不便を感じた. 総合教育センター第一の目的が教職員=新採用・管理職・管理栄養士・学校図書館司書教諭等々=の研修および教育研究であるから[*1], 所蔵図書[*2]を閲覧させて貰えるだけでも有り難い訳だが[*3],【県民に公開】を謳っているにしては御粗末ではないか?と思われるので幾つかを指摘しておきたい

*1:『千葉県教育行政50年史』p.531-p.537「5 教職員研修」, p.523-p.531「4 教育研究」

*2:ibid. p.538-p.542「6 資料普及」

*3:戸坂潤「書物六題」『増補 世界の一環としての日本2』平凡社東洋文庫753,2006/08/09を参照
増補 世界の一環としての日本2 (東洋文庫)