「慰安婦」本家は首相/安倍・橋下発言どこが違う?/「現政権と立場違う」→一見対立←「自民党は二枚舌だ」/両者米に平身低頭/「強制性」を否定 歴史家に丸投げ
【リード】一連の慰安婦発言で、「火だるま」になった大阪市の橋下徹市長。類焼を避けたいためか、小野寺五典防衛相は1日、アジア安全保障会議の講演で「安倍政権はそのような野党党首(橋下氏)の発言や歴史認識にくみしない」と強調した。しかし、「侵略」や「慰安婦」をめぐる考えで、現政権を率いる安倍晋三首相と橋下氏の間に、それほどの隔たりはあるのだろうか、検証してみた。
【記事概要】
■安倍晋三の実績
「日本の前途と歴史教育を考える若手議員の会」事務局長[1997]
慰安婦徴用について「強制性を裏付ける証拠はなかった」と持論を展開[2007/03]
■識者の一言
太田昌国(現代企画室)
https://twtr.jp/OTAMASAKUNI/status
保坂正康
【デスクメモ】橋下氏は記事通りだが、ヘイトスピーチで注目の「在特会」と首相はどうか。首相は在特会を批判したが、当の在特会は「応援する政治家が言いたい事を言えるようにこちらから世論作りを仕掛けて行く」(HPで副会長)という。ラブコールは熱烈だ。果たして、片思いか相思相愛か。(牧)