2007/03/26 第5回


安倍晋三事務局長 皆様おはようございます


時間も若干過ぎてまいりましたので「日本の前途と歴史教育を考える若手議員の会」を開催させていただきたいと思います


本日は講師として中央大学の吉見先生,そして東京大学の藤岡先生にお越しをいただきまして,それぞれ別々の観点から御意見を拝聴して,そのあと先生方から御質問,また御意見をいただきたいと思います. 自動車の混雑の関係で藤岡先生,若干遅れられているようでございますが時間でございますので始めさせていただきたいと思います. 先ず最初に中川代表から御挨拶をいただきたいと思います(拍手)



中川昭一代表 おはようございます


週,一回長時間の議論でありますけれども,先生方とともに日本の歴史教育を考えるということで過去四回は一般的な経緯あるいは制度論でありましたが,いよいよ今日は中央大学の吉見先生,東京大学の藤岡先生,我々の判断でありますけれども,最も専門的に研究をされており,しかも考え方がかなり違う…違わないか違うかはこれからで(笑),お二人の先生から同時に話を聞くという機会にさせていただきたいと思います. したがいまして,マスコミの方にも入っていただいて,我々の勉強会を最後まで聞いてもらうということであります


いよいよ四月から新しい歴史教科書が使われるわけであります, 生徒・父兄の下にはその教科書が来ております. 私のところにも子供の教科書が来ました. 読みました. 色々な感想を持っております. あえてこの場では申し上げませんが,是非皆様方も読んでいただき,それぞれの御判断で総意としてこの会での方向性をつくっていきたいと思います. それでは自見座長,宜しく御願い致します



安倍晋三事務局長 このあとは自見座長から御挨拶を戴きましてから司会の方は座長の方にお任せをしたいと思います



自見庄三郎座長 おはようございます


中川代表の下で座長を承っています自見庄三郎でございます【中略】結論が出ればそれを行動に移すという事が我々の国民に与えられた任務でございますから,一兵卒として今後とも働かさせていただきたいこう思うのでございます


改めまして,朝ほんとに熱心に,毎日毎日毎週毎週,会員の方々にご論議をいただくわけでございますが,心からお喜びを申し上げると同時に,今日は吉見教授,藤岡教授,二人においでいただいて…藤岡教授は今御到着でございますが,拍手をしていただきたいと思います. それから吉見教授に拍手をしていただきたいと思います(拍手)


それでは今からお二人の引き締まったお話を聞きながら,我々も勉強させていただこうという気持ちでございます. 心から講師の方々にお礼を申し上げまして,座長としての挨拶に代えさせていただきます(拍手)


それでは最初に吉見教授に15分から20分,先生の色々な御意見があると思いますが,御発表いただければと思います. それでは吉見教授,宜しく御願いを致します