(1)金一勉『天皇の軍隊と朝鮮人慰安婦』全体の目次

I.「日本軍隊の慰安婦」の構造

II.「日本軍隊の慰安婦」の発起

III.対中戦争と朝鮮人慰安婦

    *対中戦争の勃発(39) *南京大虐殺事件(41) *上海の「陸軍慰安所」開設(44) *軍と売春業者の秘密協定(49) *朝鮮における"三光政策"と女狩り(53)

IV.「女子愛国奉仕隊」募集の実態

    *麻酔剤としての「内鮮一体」と「同祖同根」論(60) *「女子愛国奉仕隊」募集(64) *朝鮮の娘達を戦地売春業者の手へ(67) *特殊旅館へ連れ込み色地獄の"特訓"を(69) *軍用列車の貨車に秘して戦地へ(77)

V.日本軍隊と「死の商人」と女と

    *日本軍と「死の商人」たち(80) *「討伐」と強姦(85) * "初年兵教育"と女(89)

VI.慰安所および慰安婦の実態

VII.慰安婦の周辺事情

    *ある部隊長の専属慰安婦(124) *性病と検診(129) *兵隊の慰安婦体験談(132)

VIII.慰安婦の現場事情

    *護身用に「テンノウヘイカ…」(136) *通過部隊のセックス処理(142) *朝鮮人慰安婦日本兵士の葛藤(145) *色地獄の合間の暮し(149) *日本ピー,朝鮮ピー,中国ピーの特色(153) *慰安婦と病気(159)

IX.太平洋戦争と軍隊慰安婦

    *日本国内の蠢き(164) *朝鮮半島における女狩り(176) *太平洋戦争下の中国戦線(184)

X.南方戦線の慰安所

XI.ラバウル将兵と女

XII.敗走軍と慰安婦

XIII「軍隊慰安婦」の変容

あとがき(277)

参考文献・資料(281-284)