2006/02/22 14:00 東京高裁818号法廷 稲田弁護士ぶちきれる

新たな認証の採否について(14:25頃からの)10分弱の合議の結果, 弁論終結・結審, 傍聴者が外へ出て行く頃になって,高池弁護士が"忌避"「申し立て」,裁判長が"結審後の忌避ですね"【*1】と確認. 右も左も関係ない陰謀論妄想患者の自己満足・自己陶酔の病例として,以下に稲田弁護士【*2】執筆[推定]第2準備書面の【3】を紹介しておきたい.


【*1】忌避については

最高裁判所 裁判手続案内:民事編 http://courtdomino.courts.go.jp/minji2.nsf/ea145664a647510e492564680058cccc/0285a403694565a04925646a00247f9f?OpenDocument


関西大学法学部教授 栗田隆 民事訴訟法講義 http://civilpro.law.kansai-u.ac.jp/kurita/procedure/lecture/
口頭弁論 2 http://civilpro.law.kansai-u.ac.jp/kurita/procedure/lecture/trial2.html
裁判所3/3 http://civilpro.law.kansai-u.ac.jp/kurita/procedure/lecture/court3.html
民事訴訟http://civilpro.law.kansai-u.ac.jp/kurita/statutes/procedure/heisei/hCP1-60.html#P24


大学院民訴レジュメ http://pretest.exblog.jp
http://pretest.exblog.jp/m2005-12-01/




第1回口頭弁論【東京高裁818号法廷2006/02/22 14:00開始】の様子については,


熊谷伸一郎[AML 6059] 南京事件・百人斬り裁判 高裁で劇的な一回結審! http://list.jca.apc.org/public/aml/2006-February/005760.html


思考錯誤掲示http://t-t-japan.com/bbs2/c-board.cgi?cmd=ntr;tree=2127;id=sikousakugo


事実ドットこむ http://jijitu.gaou.net/
速報! 名誉毀損訴訟は1回結審*1 http://jijitu.gaou.net/wiki/wiki.cgi?page=%C2%AE%CA%F3%A1%AA%A1%A1%CC%BE%CD%C0%D4%CC%C2%BB%C1%CA%BE%D9%A4%CF%A3%B1%B2%F3%B7%EB%BF%B3


を参照下さい.




第2準備書面【3】についてのやり取り[大意=メモによる再現=喋ったとおりではありません]

裁判長:第2準備書面【3】は弁論から除いて下さい.

稲田弁護士:どこがまづいんですか?

裁判長:誹謗だから…, 具体的に説明する必要はないでしょう.

稲田弁護士:読むなということですか?

裁判長:弁論にはならないでしょう.意見としてなら補充してください.


控訴人側,被控訴人側の書証と原本の確認のあと,稲田弁護士が「補充」として第2準備書面【3】を[【1】【2】はすっとばして],いつになく大きな声で/いつものとおり早口で朗読を始める.

第2準備書面 2006/02/22付(FAXは02/17 稲田朋美,稲田○○弁護士二人以外は代理印"稲田")

【1】[略]

【2】[略]

【3】[ほぼ全文]

裁判所の責務とは何かを考えたとき,国民の法益保護の最後の砦となることである. 弱者が マスコミが振りかざす正義に挑戦できる唯一の場所が裁判所なのである. 本件は昭和46年に朝日新聞紙上で日本人将校の残虐行為の代表として「百人斬り競争」が掲載された以降,長年にわたり筆舌に尽くすことができない悲しみと苦しみと絶望の中にいる遺族らの人権を裁判所が擁護すべきかどうかという問題である.


原判決は,極めて重大な人権侵害事実を摘示した日本を代表する報道機関とジャーナリストの表現の自由と それにより人生の半分を悲しみのなかに突き落とされている遺族らの人権のいづれを保護すべきであるかという問題について,「重要な部分について,一見して明白に虚偽であるにもかかわらず,あえて これを摘示した」という過去の判例にもみられないような,非常識に重い要件を課したうえで,立証責任を遺族側に負わせることにより,遺族らの人権侵害を放置する(見殺しにする)ことにしたのである.


前述のとおり 良識ある日本人であるなら「日本刀で100人以上の中国人を斬り殺す」などということが いかに荒唐無稽な作り話であるかを一瞬にして見抜くことができるはずであるが, 原審の裁判官らはその荒唐無稽さが理解できないくらい目が曇っているのか, それとも 3人の名もない高齢の女性たちの人権を擁護する判決を書いた場合の社会的影響の大きさを政治的に判断した結果なのか,結果として極めて理不尽な結論を出した.


この判決により,虚偽の作り話が大手を振って,南京大虐殺の象徴として歴史に残り, 3人の遺族は生涯 人権を侵害し続けられるのである.


しかも原審は,控訴人らが申請した多くの証人を採用せず(中には向井少尉の部下,野田少尉を連行した元警察官,当時 南京攻略戦に参加し両少尉を知る多くの関係者を取材した研究者,野田少尉の話を聞いた人などきわめて重要な証人がいた),表現の自由を主張する執筆者である本多勝一氏の当事者尋問も採用せず,人権侵害を受けている被害者である控訴人らの当事者尋問も採用しなかった.


立証責任が遺族側にあると判示しておきながら,その遺族の立証方法すら奪うという暴挙を敢えてしたのである. これらの証人を抜きにして,どのように原審の求める「一見にして明白に虚偽である」ことを立証せよというのであろうか. 矛盾を超えて,ただ 一方の利益のみを優先させる 結論先にありきのきわめて不当な判決といわざるを得ない. 靖国訴訟 ([…中略…])では 原告の意見陳述をし,当事者尋問をし,控訴審でさらに意見陳述をし,憲法学者の証人尋問をし,那覇地裁では進行協議期日を沖縄戦の現地で行ってその場で原告の意見陳述を許すなど屋上屋を課すがごとき審理を行っていること([…中略…])と対比しても,いかに本件が異常な訴訟指揮であるかがわかる.


司法の見識を示すためにも, 控訴審において証人尋問と当事者尋問を実施したうえで,良識ある判決を望むところである.


『諸君!』『正論』『WILL』あたりで稲田弁護士本人か高池弁護士が≪裁判所の不当な政治的訴訟指揮による言論弾圧の被害者≫を声高に演ずるのであろう(創造進化論者やホロコースト否定派がとる戦術). 傍聴席から失笑が起きたほどの≪お笑い芸≫を≪言論弾圧の被害者≫稲田弁護士が演じたことは記録しておこう.



【*2】高池/稲田弁護士については以下を参照されたい.

國語問題協議會 http://www5b.biglobe.ne.jp/~kokugoky/index.htm
役員一覧 http://www5b.biglobe.ne.jp/~kokugoky/officials.htm

監 事

* 高池 勝彦:辯護士(高池法律事務所),日韓辯護士協議會理事

「昭和の日」 http://www.znet.or.jp/~tenden/showa.html

議員聯盟, 役員等を知ることができます. 高池は事務總長を務めてゐます

西村真悟裁判を支援する会 http://www.ai-koku.com/

代表: 高池勝彦・弁護士
住所: 〒102-0093 東京都千代田区平河町2-16-5 クレール平河町302 高池法律事務所内


歴史を徹底検証 戦後思潮に挑む 展転社 http://www.tendensha.co.jp/
第7回 平成の大演説会 http://www.tendensha.co.jp/event/h7.html

李秀英裁判・高裁判決を受けて

[snip] 高池勝彦先生からは東裁判での勝訴の経験をもとに, いま反日勢力がいかに裁判を利用している実態をお話されました. 稲田朋美先生からは, 裁判の詳細をわかりやすく, そして問題点を浮き彫りにしながらご紹介頂きました.

今回の裁判は名誉毀損が通常考えられないほど広く適用されており, この事が判例として残ってしまうなら日本における学術・歴史研究が妨げられることになります. そして多様であるはずの歴史認識が裁判所では反日自虐史観しか認められない現状は糾していくべきではないでしょうか.

今後とも皆様のご支援のもと, 裁判闘争の貫徹を目指し, そして歴史の真実を検証していく思いであります. ご来場いただきまして詢に有難うございました.

高池法律事務所(高池勝彦) http://www.takaike.com/

福井新聞 2005/09/12 2005衆院選ふくい http://www.fukuishimbun.co.jp/05syuinsenkyo/top11.html





言葉に酔ってしまう人たちなんだろうか.


太田光征*2

アメリカ政府の言い分を無思考に信じ, 確定してもいない911事件の歴史を確定し, 「対テロ戦争」の成立に加担している歴史修正主義者の一種, 歴史公定主義者の無責任にはどう対応されるのでしょうか?

自己陶酔の極地で自分が何をいっているのかわからなくなっておられるのだろう.







==以下は2006/02/25 追記,02/26書き直しあり==

稲田弁護士情報:

毎日新聞2006/02/20 資産公開:資産なし3人,借金14億円…チルドレン様々 http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060220k0000e010034000c.html

稲田朋美氏(47)は,東京都千代田区練馬区に二つのマンション,文京区,大阪市兵庫県三田市にも土地・建物を所有する. 事務所は「弁護士ですから」とだけ説明する.



原告支援側掲示板での第1回口頭弁論報告


虚報・冤罪(百人斬り)についての意見発表
http://hpmboard3.nifty.com/cgi-bin/bbs_by_date.cgi?user_id=ICB63781

No.1212 Re:高裁口頭弁論のお知らせ

一木 2006/02/22 (水) 21:23

本日午後2時より東京高裁で行われた「百人斬り」裁判の口頭弁論では, 石川裁判長が, こちらが必要と考えていた主要な陳述を許さなかったため, 弁論不十分として再開を求め, 一方的な裁判をしようとする裁判長の忌避申し立てをした.


詳細は追って掲示する.

No.1214 控訴審, 一回の口頭弁論で終結

支援する会より 2006/02/24 (金) 13:07

二月二十三日, 控訴審が始まりました.


数日前, 高裁から高池勝彦弁護団長宛てに, 訴訟理由書などの一部は認められないと連絡がありました. このような場合, 通例からいいますと, 一回の口頭弁論で結審となり, ただちに判決期日の指定となります. そのため, どのように対応すべきか弁護団は直ちに集まって打ち合わせをしました.


昨日の控訴審には, 七十名ほどの支援者が集まり, 五十二名の定員に対して三十五名ほどが傍聴できることとなりました.


午後二時に開廷しましたが, 予想された訴訟指揮か行われ, 開廷早々, 控訴人の準備書面などの一部は認められないとの裁判長の発言力があり, 補充の弁論が五分以内で認めらただけでした.


その補充弁論では稲田朋美主任弁護士が認められなかった準備書面の部分を読みあげましたが, それは, いかにマスメディアが報道の名のもとに国民の人権を踏みにじるかを訴えたものでした. ごく常識的な主張で, なぜこのような陳述が認められないのか, 傍聴者はあつけに取られてしまいました.


また, 本多勝一をはじめ何人かの証入尋問が地裁では求めても認められていませんでしたので, 控訴審でも改めて要求しました. これらに対しても認めないとの裁判長の発言がありました.


二時二十五分ころ, 協議のため裁判官はいったん退廷し, 三十分, 再び裁判長は入廷してきました.


そこで裁判長から, 突然のように, 口頭弁論はこれで終結するとの発言がありましたので, ただちに高池弁護士は裁判官の忌避を申し入れました.


高裁の裁判官のなかにはおかしいのがいる, と数年前から言われてきましたが, その典型を見るような訴訟指揮でした.


そのまま閉廷となりましたが, 高池弁護士が忌避を申し入れましたので, これからの法廷については, 高裁から改めて連絡があるはずです.


百人斬り訴訟支援室 http://homepage2.nifty.com/60hp/100sosyou.htm

件名: 高裁の結果速報

日時: 2006年2月22日 17:49

取りあえず速報だけ: 2月22日2時から高裁で初公判が行われたが, 裁判長は冒頭から当方の陳述, 説明を聞く耳を持たず, 已む無く高池主任弁護士は不当な法廷指揮として裁判長忌避を行った. 4月初旬に判決が出るかもしれない.


忌避の有効性については今後審議するらしい. 以上, 速報だけお届けする.


なお, 弁護士会館の報告会で弁護士5名, 遺族2名から余りにも不当な裁判だと説明があった.


今日は傍聴席52に対して92名の希望者が集まったが, 60期は西宮から来た林弥寿夫, 河野覚兵衛, 前田正一, 小生, 4人とも抽選外れ, 支援する会の事務局長が林君に当選札を世話した. 詳細は2−3日中に報告する. 國安


件名 : 裁判報告の追加 60期用*3

日時 : 2006年2月27日 14:51

高池主任弁護士は裁判官忌避申立書を提出したが対象裁判官は石川善則, 井上繁規, 河野泰義の三人, 石川裁判長は次回の日程を決めずに閉廷したので忌避問題解決後に結審する積りではないか. 4月初旬?


なお, 小生は傍聴籤外れ, よって報告会を参考にし, 手持ち資料により本報告を作成した.


公判一週間前と21日に裁判長から高池弁護士に電話有り「2時半から次の公判があるので両方陳述は5分, 控訴理由書の一部に不適切な部分があるのでその部分は認めない」とのこと, 開廷後同様の発言があったが稲田弁護士は当該部分も(意見のまとめ)朗読した. 報告は良く聞こえなかったので全文入手後に再報告するが「マスコミが報道の名のもとに国民の人権を踏みにじる」ことを批判したもので「何処が不適切なのか全く理解出来ない」と稲田弁護士は報告した. なお, 当方が申請した証人申請は全部却下, 先方は早期結審を訴えた. 弁論書で反論した主内容は次の通り:


ただ一人の生き証人・佐藤カメラマンの証言を全く曲解, 浅海記者の報道は自分で見ていない・人から聞いた話でもない全くの創作記事, 度々虚偽を書く癖のある記者の証拠を提出する, 両少尉の冗談話を真実と断定することは出来ない, 鹿児島新聞などの戦意高揚記事は事実を報道したとは言えない, 両少尉は紫金山山頂の戦闘に参加し斬った人数を確認しあったとするのは全くの創作で野田少尉は別地区で戦闘中・向井少尉は負傷入院中, 富山大隊長が南京法廷に提出した向井負傷証明書は事後提出なので真実と認めないのは偏見, 部下の田中金平が日記に小隊長負傷と書いてないから負傷していないは納得出来ない, 野田副官が望月五三郎兵に農民一人を捕まえさせて目の前で斬殺したのは作り話, 同人は上官誹謗の常習犯, 本多は捕虜斬り・据えもの斬りと言うが中国人から聞いた話ばかり, 志々目証言の否定者あり, 小学校同期の辛島は野田を擁護しているのに曲解,辛島を大阪幼年とするのは間違いで海兵75期,毎日の除斥成立の主張は該当しない, などとするものです. 國安


虚報・冤罪「百人斬り競争」http://homepage3.nifty.com/kyoho-enzai/000menu.html

掲示http://homepage3.nifty.com/kyoho-enzai/boad/contents/E0700mn.html

2005/8月で打ち止め



ちゃんねる桜掲示http://nf.ch-sakura.jp/modules/newbb/

関連スレッドなし?

旧ちゃんねる桜・自由談論掲示板 「虚報:百人斬り竸爭」と「南京事件の虚妄」を斬る! http://www.ch-sakura.jp/bbs_thread.php?ID=48104&GENRE=sougou




==2006/03/07追記==


事実どっとコム http://jijitu.gaou.net/ に 原告側第1準備書面(控訴理由書)(pdf 3MB) http://gaou.net/data/jijitu/koso-riyusho.pdf



控訴人の忌避申立ては3月1日,却下. 判決期日は 5月24日. http://t-t-japan.com/bbs2/c-board.cgi?cmd=ntr;tree=2127;id=sikousakugo

*1:02/27掲載

*2:地球平和公共ネットワークいちスタッフ http://global-peace-public-network.hp.infoseek.co.jp/GPPN2005.html および http://homepage3.nifty.com/civilsocietyforum/page178.html 岡林信一/市民社会フォーラム事務局 http://homepage3.nifty.com/civilsocietyforum/page171.html & ボーイングを捜せ!日本語吹き替え版制作=責任者の≪地球平和ニュース≫ http://blog.mag2.com/m/log/0000172015 も参照されたい

*3:2006/02/28追記