産経抄抄

  • 2003.3.21  ▼戦いは「イラクの自由作戦」と名づけられ、ブッシュ米大統領は「戦争」という言い方を慎重に避けて「武装解除」という表現を使った。しかし大量破壊兵器の廃棄をめざす戦争であることに変わりはない。その実体から目をそらさず、真正面から見すえなければならないだろう
  • 2003.7.24  ▼権力と暴虐をほしいままにする独裁者が、自分の息子を世継ぎにした悪政は北東ア ジアにも例がある。イラクの人びとにとって独裁政権の崩壊は歓迎することだったのか どうか。それがこの戦争の大義と是非を問うカギの一つと見てよい
  • 2004.1.29 ▼ 国会は相も変わらぬ不毛の論議をやっている。その一つが、野党側の「イラク戦争大義はあったのか」という愚論である。大量破壊兵器が 見つからない問題のむし返しだが、一体、戦争や革命に大義や正義というレッテルを張る必要があるのだろうか。

本宮ひろ志先生を支援する勝手連(通常時・特定精神疾患研究所)より転載】http://sinrigakukenkyu.ameblo.jp/entry-a4a24e4c8dbec796b7ae1db81cbfc548.html