スターリンの専制主義の犠牲者/山本懸蔵、杉本良吉、国崎定洞


根拠ない罪状で処刑/ロシア保安省が回答/日本共産党常任幹部会が発表【赤旗1992/05/19(1)】


日本共産党常任幹部会は18日、「スターリン専制主義、覇権主義の犠牲となった同志たちを哀悼する…山本懸蔵、杉本良吉、国崎定洞にかんする問い合わせへのロシア当局からの回答の発表にあたって」と題する文書を発表しあわせてロシア連邦保安省からの回答を公表しました。


ロシア保安省の回答によれば、山本懸蔵、杉本良吉、国崎定洞の三同志はいずれも根拠のない罪状でスターリン時代の弾圧機関によって銃殺刑で処刑されており、今回、その日時も特定されました。常任幹部会の発表文は、これら三同志にたいする根拠のない虐殺への憤激と、三同志への深い哀悼を表明しています。


常任幹部会の文書とロシア保安省の回答は、佐々木陸海常任幹部会委員・国際委員会責任者が国会内の記者会見で発表しました。