『赤旗』1968/09/22 7-6 松川の真実を追求 岡林辰雄弁護士の話

広津さんは松川事件で無実の労働者が死刑にされようとした裁判の誤りをただすため全力をつくし,膨大な裁判資料を作家の鋭い目でとらえて書き続けただけでなく痛風に悩みながら全国を訴え歩きました. こうした活動は世界でも例がないと思います


いまの日本には権力の政治的野望や検察,警察の職業的利益のための冤罪があまりにも多いことから,広津さんはその後も青梅事件や八海事件などの真実をあかすため最後までつくされました. 偉大な,惜しい人をなくしました