平和行進第7日

労組の赤旗や県原水協の緑の旗が立ち並ぶ「海の平和祭」会場には約一万の参加者が諸外国の各代表とともに耳も裂けんばかりの拍手で迎えてくれる


「さあ出発しよう」


鎌倉市郷原さんの先導で行進を開始した

紙吹雪で迎える
横浜の市民たち


途中 横浜に入つてから建設関係の組合の方々と地元婦人会の皆さんが出してくれた冷えた麦茶のうまかつたこと


寄宿舎の様な建物が沢山並んだ処では休憩中に「病人だ」というので驚いて飛んで行つたが 大したことはなかつたようなので一安心した 午後4時過ぎ横浜市南区弘明寺の横浜国大工学部正門前に到着小休止していると「自転車平和リレー」がやつてきた 7月21日長崎を出発 爆心地の焼土や焼瓦をリレーし2000キロをコースの最後を走る青年諸君なのだ 7月28日青森を出発 850キロの道をペダルを踏み続けた東北・北陸班の諸君も今頃丁度埼玉と東京の境を東京へ向けて走つているころだ 自転車隊にお別れして伊勢佐木町へ向けて歩き出す しばらく行つたとき「お先に」と自転車隊が追越して行つた 伊勢佐木町大通りでは両側の商店からテープを投げ花吹雪をまいてくれる


午後6時横浜駅西口に到着 自転車隊の到着を待つて歓迎集会が持たれた


終点である横浜市役所へ到着した時はもうあたりはとっぷりと暮れていた