党中央委員会の強化を阻害する分派行動者との闘争に対する決議 国際共産青年同盟日本支部日本共産青年同盟中央執行委員会

天皇制資本家地主政府の戦争遂行の為に加へられた10月以来の日本共産党に対する計画的攻撃に恐怖し, 敗北主義的動揺に陥った一部の党指導的幹部は, 檄を発し, 中央機関紙『赤旗』編輯局印刷局に解散を命じ, その配布に停止を命じ, 我共産青年同盟を具体的統一的に指導する代りに其の各機関との連絡を切断した. かかる行動こそ, 党中央委員会の企業との結合を強める代りに, 之を切断し, その思想的組織的統一を強化する代りに之を弱め, かくして敵の攻撃に協力し, 全勤労民衆及び青年を解放する人民革命への前進を阻害する許すべからざるセクト的分派的行動である


我共産青年同盟中央執行委員会はかかる敗北主義的偏向に対する党中央委員会の徹底的闘争を全幅的に支持し, 更にその強化のために援助協力するであらう. この闘争を通じてレーニン主義共産党の政治的指導の下に『全国的大衆的な党への成長』を実現することによつて, 党防衛者, 援助者としての任務を果たすことを, 声明し, 之を全同盟員に義務づける事を決定する


1933年1月15日


国際共産青年同盟日本支部日本共産青年同盟中央執行委員会