評価の注目点

(1) 告訴した原告と告訴された被告を混同していないか


原告アーヴィングと名誉毀損裁判の被告リップシュタットを混同している記事はない[*1]

(2)原告を「歴史家」「歴史学者」「歴史研究者」と呼んでいるか[*2]


週刊文春 2017年11月30日号】著者は語る 『否定と肯定 ホロコーストの真実をめぐる闘い』

彼女は著書『ホロコーストの真実』の中で、イギリス人歴史学者D・アーヴィング【B】を「ホロコースト否定論者であり、極右派である」と書き …

「ナチスによる大量虐殺はなかった」と主張するイギリス人歴史家アーヴィングは


しんぶん赤旗


… 世界のホロコースト否定の言説を研究したこの本の中で イギリスの歴史家デヴィッド・アーヴィングについても批判したことから 96年 氏から名誉毀損だと訴えられます …


ナチスによるユダヤ人大量虐殺は無かったというホロコースト否定論者と法廷闘争を繰り広げ …

記事前文ではバッサリ「否定論者」とよんでいるのに本文では「歴史家」になる

*1:ホロコースト否定論者のツィターの会話に「主流の歴史学者が少数派の言論を弾圧した」の意があったが映画を見た上でいってるのか知らん

*2:佐野・鍋山のような転向幹部を「元共産党幹部」ではなく「共産党幹部」と呼ぶのはおかしな報道である 袴田さとみ・筆坂秀世しかり「元幹部」を「幹部」と呼ぶわけにはゆかない