朝日新聞 2016/10/20 21面【首都圏千葉】

オスプレイ24日初飛来

木更津駐屯地 陸自機と騒音比較


防衛省は19日,米軍輸送機オスプレイの日米共同の整備拠点=[*]=となる陸上自衛隊木更津駐屯地(木更津市)で,オスプレイ陸自輸送機との騒音比較の測定を24日に実施することを市に伝えた. 来年1月から整備拠点として運用が始まる予定で,同駐屯地にオスプレイが飛来するのは初めて


同省が市に伝えた内容によると,オスプレイ2機が飛来し,陸自が現在使用している大型ヘリの輸送機 CH-47JAとの騒音を比較する. 測定は24日午前8時〜午後1時半で,測定地点は駐屯地とその南側,北側の三ヵ所. 防衛省北関東防衛局の職員が測定する


比較では,オスプレイが離着陸経路として使う予定の固定翼機用の高度約270メートルのコースオスプレイとCH-47が周回し,さらに CH-47は通常使用しているヘリ用の高度約240メートルのコースも飛ぶ


さらに駐屯地の滑走路上空では,地上高約45メートル約9メートルで,空中で停止するホバリングの状態で2機種の騒音を比較する


同省は,渡辺芳邦・木更津市長らをオスプレイに乗せて飛行することも計画している. これについて市企画課は「騒音調査が目的だが,乗ってみてわかることもある. その辺も含めて検討する」としている


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