『丸』vol. 68 (No.10) 通巻 834号(2015/10月) 特集…強風/紫電/紫電改 附録…秘録「沖縄戦 第三巻」

巻頭ぐらびあ


p.10 - p.15 徳永克彦[連載 蒼空のページェント]「CV-22Bオスプレイ


【10,11頁】エンジンナセルを水平方向の固定翼機モードで飛行するベル・ボーイング CV-22B オスプレイ。米空軍の特殊作戦航空団に所属。海兵隊向けの MV-22B と比べ、とくにアビオニクス系統が強化されている


【12頁上】飛行中の空軍型オスプレイを右舷斜め上方から見る。主翼両端に装備するエンジンナセルの向きを変えることにより、ヘリコプターのように垂直離着陸やホバリングしたり、固定翼機のように最大275ノットの速度で水平飛行することが出来る


【12頁下】エンジンナセルの方向を垂直にして飛ぶオスプレイ。飛行中にエンジンナセルの方向を変化させることがティルトローター機開発のさいの最大の難関で、オスプレイも初期段階では、これが原因の事故が多発したが、現在ではほとんど解決している[*1][垂直尾翼の表示は二行「USAF 0050」]


【13頁上】


【13頁下】



p.48 - p.49 野口卓也【協同転地演習2015】浜大樹に上陸せよ!


2015年7月8日、陸上自衛隊協同転地演習の一環として「浜大樹揚陸訓練」が行われた。これは増強普通科中隊の揚陸訓練を実施して、海上自衛隊との協同連携および揚陸要領の練度を図るもの。実施部隊は第13旅団第17普通科連隊・第13戦車中隊・第13飛行隊・中央即応集団第1ヘリコプター団・海上自衛隊輸送艦「しもきた」などであった。ヘリボンで偵察要員を UH-1 で空輸し、次いで警戒要員を CH47-J/JA 2機が軽装甲機動車2両を空輸して、揚陸地点の警戒と LCAC が誘導された。その誘導に従って、中隊主力となる普通科部隊と74式戦車が揚陸したが、揚陸地域は1km離れて2か所あり、訓練はその2か所で並行して行われていた


写真説明


「揚陸部隊用駐車場を、揚陸部隊の要点確保地として周囲を警戒する揚陸部隊の隊員」


LCACの右舷コクピット下で見かけた「風神」のマーク。船体の浮上や推進に強い空気の流れを扱うLCACに相応しいマークだ」


「揚陸訓練には2両の式戦車が参加したが、2か所の達着地に1両ずつ揚陸していた。旧式化しつつあるが、未だ動く『要塞』である」


「揚陸したLCACのランプが下がり、運ばれた普通科隊員が前進する。LCACには6両の軽装甲機動車が積まれている」


p.50 - p.51


『丸』写真部【陸上自衛隊駐屯地新庁舎公開】海軍『きさらず・べーす』拝見

*1:「ほとんど」が解決した跡に何が残ったのかを調べましょう