プロフィンテルン行動綱領 第52項


第一次世界大戦後の時代には企業家は労働者階級内に分裂をひきおこすためさまざまな手段にうったえている. 大戦中に企業家は婦人労働力を大々的に利用しつくした. それでも企業家はこの婦人労働というより安価な労働力から剰余価値をしぼりとって, それにより男子の平均労働賃金を引き下げようと努力している. 若干の国ぐにでは労働者は企業家に反対する闘争をおこなうかわりに, 婦人を経営から追放し労働組合から除名せよという原則に固守している. このような戦術的方針には赤色労働組合はなによりも激しく抵抗しなければならない. 革命的労働組合は男女同一労働条件のためにたたかい, 男女同一労働同一賃金の要求を固守しなければならない