東京新聞2015/09/23【18面/地域の情報/千葉中央】船橋で戦争展/写真や研究資料など並ぶ


(写真説明)旧日本軍兵士が撮影した日中戦争の写真=船橋市で[*1]


「平和のための戦争展ちば」が22日, 船橋市本町2の市民ギャラリーで始まった. 無料. 27日まで


平和団体など26団体でつくる実行委員会の主催で,今年で21回目. テーマは「武力で平和はつくれない」. 日本が関わった過去の戦争を知ることで,平和の実現には相互の話し合いこそ必要だと訴える内容にした


県内であった空襲や,東葛地方の戦争遺跡,教科書に記された戦争など主催者側が調査・学習し,まとめた図や文章を貼った模造紙だけで約60点を出展. 他にも旧日本軍兵士が日中戦争の様子を撮影した写真約50枚,出征兵士を祝う幟,寄せ書き入りの日章旗など現物も並べた


実行委員会事務局長の上田美毎さん(74)は「安保法成立で正式に堂々と戦争ができるようになつたが,(戦争で)殺し殺されることがなかつた日本の70年間をこの展示で学んでもらい,安保法のない日本に戻さないといけない」と話している (服部利宗)


しんぶん赤旗2015/09/22首都圏「くらしの情報」から補足


2015/09/23


10:30〜 紙芝居


13:30〜 山田朗(明治大学歴史教育者協議会)講演「憲法と安保法制を考える」



*1:村瀬守保氏撮影⇒参考…□日中友好協会【終了】戦後70年企画・村瀬守保写真展 一日本兵が撮った日中戦争 http://www.jcfa-net.gr.jp/murase-photo.html