上田文雄『札幌市はなぜ瓦礫受け入れを拒否したのか』
上田文雄『札幌市はなぜ瓦礫受け入れを拒否したのか』
『現代思想』7月号(特集/被曝と暮らし/瓦礫.食品.避難生活)より写経
【同調圧力】
……社会全体が同じ方向へ突っ走ることの恐ろしさを、3.11の後、私自身が非常にリアルに感じてしまったのです。確かに「絆」は良いのですが、絆という言葉ですべてを、また皆を一つの方向へ向かわせようとして、おかしな議論がなされている。そして、そのことに異を挟むことができないような状況が作られつつあるのです。廃棄物や震災瓦礫の問題に関しても、それを受け入れないことは、日本人として許しがたいというような言説が作られているように思います。……日本国憲法ができてから60年間で育まれた、価値の多様性を大切にしながら冷静にものを考えていこうとする社会が、このままでは崩壊するのではないかという恐ろしさを感じます。……
【瓦礫受け入れ拒否の根拠】
【市民の反応】
【瓦礫問題が問いかけるもの】
【政策の倫理性】
メモ
http://d.hatena.ne.jp/hokusyu/20110627