62年目の夏

朝日新聞地方版記事に"日本刀による斬首"とか「軍慰安所」の記事が無いか捜してみた.(順不同)


千葉版 62年目の記憶 語ろう何度でも http://mytown.asahi.com/chiba/newslist.php?d_id=1200036

2007/08/14 捕虜虐待 http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000360708150001

[前半省略/太字強調は引用者による]

満淵中隊長が命じ,境野曹長がエムリー少尉の首を刀で切ったとされる. その遺体は刺突訓練に使われた後,寺の裏に埋められたという.


戦後の横浜裁判で,捕虜虐待の罪に問われた満淵中隊長は絞首刑となった. 終身刑とされた境野曹長巣鴨プリズンで刑期約10年を過ごしたという. 遺体を突いたとされる少尉も25年の刑の判決を受けた.


その満淵中隊長に対する判決文が,国立国会図書館の憲政資料室に保存されている.


英文で「捕虜に対し冷酷で非人道的,残酷な残虐行為をした」と厳しい言葉が連ねられていた.


事件から半世紀. 95年から96年にかけ,睦沢町立歴史民俗資料館の学芸員久野一郎さん(51)が事件の調査をした.


久野さんによると,寺の周囲は見物の民衆であふれた. 刀が振り下ろされると「万歳」と声が上がった. 「うちのせがれのかたき」と少尉をたたいた人もいたらしい.


なぜ,こんな事件が起きたのか. 調査を始めた当初は,憲兵隊の幹部の責任も追及したいと思った.


しかし,調べていくうちに「自分だったらどうしただろうか. 事実を事実として伝えることが大切では」と考えるようになった.


大橋さん[事件の現場=長栄寺(長柄町榎本)住職の大橋慈恒(じ・こう)さん(91)]は96年,境内に自費で鎮魂碑を建てた. 「供養しなければ」と気がかりだった.


碑には斬首事件の経緯を記し,「エムリー少尉と満淵中隊長の鎮魂と世界平和を祈念し茲(ここ)に碑を建立す」と結んだ.


2007/08/22 62年目の記憶 語ろう何度でも(9) 歴史認識 http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000360708220001

[前半省略]


佐倉市国立歴史民俗博物館(歴博)でいま,近現代の戦争を,地域社会や人々の暮らしから実証的にとらえようとする試みが始まっている.


昨夏,特別展「佐倉連隊にみる戦争の時代」開いた.


佐倉連隊は佐倉城跡に置かれていた. 西南,日清,日露戦争に兵を送り,太平洋戦争では中国から南方に転戦,レイテ島で玉砕した.


市民から史料や情報の提供を受けた. 連隊経験者も生存している. 写真や日記,手紙などを示し,徴兵検査や入営後の教育,訓練内容という兵士の日常を描き出した.


当時の佐倉の町並みを再現すると土産物屋や雑貨店が多かった. 除隊時に記念品を配る習慣の影響だと分かった.


歴博で日本近現代を研究する助教の一ノ瀬俊也さん(36)は「検討された史料に基づいて実証的に展示する,教科書的にしないというコンセプトだった」と語る.


前線兵士の士気をふるい立たせるために慰問品として作られたとみられる絵はがき. 留守家族への地域あげての支援の様子を写した写真. 兵士が家族などとやりとりしていた軍事郵便. 史料を必死でかき集めたという.


ところが,思わぬ外部からの批判に驚いた.


「兵営の生活」という項目で流した映画「真空地帯」(52年,山本薩夫監督,野間宏原作)の一場面を,あるメディアがやり玉に挙げた.


「展示が軍隊賛美でないことを強調するために上映をしたのだろうが,(中略)戦傷した郷土の先輩に失礼ではないかという気がした」


一ノ瀬さんは,「連隊の中の暮らしを見せようとして取り上げただけだった」と,首をかしげた. 「戦争をめぐる評価が真っ二つに割れている. 万人が気に入る戦争展示などないのかもしれない」

 ◇

歴博はこれまで,近代戦争以降の戦争を扱ってこなかった. 2010年3月から,積み残していた近現代史の常設展示を始める.


ドイツではホロコースト(大虐殺),フランスでは移民問題というように,諸外国では,国立博物館が国家の背負う重い歴史に向き合っているという.


歴博は何を目指すのか.


平川南館長は「歴史認識が異なる人々が相互理解できるような場を実現したい」と話す. 昨年,設置25周年を迎えたのを機に内部で目指すべき理念を議論した結論だった.


「諸外国との間で起きている摩擦の原因は歴史認識の違い. 特定の個人や軍人に焦点をあてるのではなく,描き方が薄かった地域社会や生活史から実証的に見ていきたい」


一ノ瀬さんは,98年に歴博に赴任し,軍隊と社会とのかかわり方を研究してきた.


敗戦までに出版された「軍隊マニュアル」や日米両軍が投降や戦意喪失などを狙ってまいた宣伝ビラなど,古書店などを回って史料を集め,著書にまとめてきた.


戦争を可能にした社会の仕組みは何だったのか. 仕事に貫かれる問題意識だ.


一ノ瀬さんは言う. 「戦争の記憶を伝えることは難しい. それでも,なぜ戦争が起きたのか,解釈の助けになる史料や証言を集め,残し伝えなければ,消えてしまう」


過去は遠くなる. しかし,歴史は現在の問題として私たちに絶えず問いを突きつけてくる. 70年代生まれの若き研究者の模索は続く.


茨城版 記憶の扉再び http://mytown.asahi.com/ibaraki/newslist.php?d_id=0800033


多摩版 飛行場があった街 http://mytown.asahi.com/tama/newslist.php?d_id=1400011
2007/08/19 戦争遺跡考える,全国シンポ開幕 一橋大で http://mytown.asahi.com/tama/news.php?k_id=14000000708200002


静岡版 裸の特攻/焼津・徴用漁船の航跡 http://mytown.asahi.com/shizuoka/newslist.php?d_id=2300014
2007/08/17 沖縄戦,仲間次々と戦死 http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000000708170004 ほか


山梨版【ここであった戦争】http://mytown.asahi.com/yamanashi/newslist.php?d_id=2000000
2007/08/14【ここであった戦争】働いた人の息吹も発掘 http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20000000708140022
2007/08/20 【ここであった戦争】暗闇の中,平和学ぶ場 http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20000000708200013


福島版 受け継いで 福島 戦後62年 http://mytown.asahi.com/fukushima/newslist.php?d_id=0700012


群馬版 語り継ぐ 群馬の戦争 http://mytown.asahi.com/gunma/newslist.php?d_id=1000045


神奈川版 企画特集:米軍再編 http://mytown.asahi.com/kanagawa/newslist.php?d_id=1500015


三重版 総動員の海 鳥羽商船の戦中・戦後 http://mytown.asahi.com/mie/newslist.php?d_id=2500020


京都版 戦後62年 モノは語る(夏) http://mytown.asahi.com/kyoto/newslist.php?d_id=2700013


兵庫版 受け継ぐ記憶 http://mytown.asahi.com/hyogo/newslist.php?d_id=2900013
2007/08/18 惨禍知る高射砲の台座 http://mytown.asahi.com/hyogo/news.php?k_id=29000130708180003
2007/08/20 住宅地そば残る地下壕 http://mytown.asahi.com/hyogo/news.php?k_id=29000130708200002 ほか


大阪版【学校に残る戦争〜おおさか 戦後62年〜】http://mytown.asahi.com/osaka/newslist.php?d_id=2800016
2007/08/16 死者悼み誓う平和 終戦記念日,府内で催し http://mytown.asahi.com/osaka/news.php?k_id=28000000708160001
2007/08/20 堺空襲,見えぬ実態 資料ごとにばらつき http://mytown.asahi.com/osaka/news.php?k_id=28000000708200003


島根版 合祀を問う http://mytown.asahi.com/shimane/newslist.php?d_id=3300054
2007/08/20 事実から真摯に学ぶ姿勢を/浜田・鹿田さん [*1] http://mytown.asahi.com/shimane/news.php?k_id=33000000708200009


青森版
2007/08/15 美しい国,どこに(上) http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000000708150003
2007/08/16 美しい国,どこに(中) http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000000708160001
2007/08/18 美しい国,どこに(下) http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000000708180003


北海道版 2007/08/19 戦跡の教訓学んで 札幌の市民組織が調査 http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000000708200006


和歌山版【夏を語り継ぐ 戦後62年】http://mytown.asahi.com/wakayama/newslist.php?d_id=3100014
2007/08/11 平和願い米兵遺族探し http://mytown.asahi.com/wakayama/news.php?k_id=31000140708110001


ピース@ヒロシマ http://mytown.asahi.com/hiroshima/newslist.php?d_id=3500016


高知版
2007/08/07 原爆を忘れない/講演や被害写真展示 http://mytown.asahi.com/kochi/news.php?k_id=40000000708070004
2007/08/07 被爆体験次世代へ/戦争の記憶 記録 http://mytown.asahi.com/kochi/news.php?k_id=40000000708070005
2007/08/15 土佐高女報国隊/戦争の記憶・記録【上】http://mytown.asahi.com/kochi/news.php?k_id=40000000708150003
2007/08/16 土佐高女報国隊/戦争の記憶・記録【下】http://mytown.asahi.com/kochi/news.php?k_id=40000000708160003
2007/08/16 悲惨な体験 語り継ごう http://mytown.asahi.com/kochi/news.php?k_id=40000000708160002
2007/08/17 悲惨な戦争 語り継ぐ/爆発事故慰霊祭 http://mytown.asahi.com/kochi/news.php?k_id=40000000708170003
2007/08/20 県内の戦争遺跡を訪ねて/戦争の記憶・記録 http://mytown.asahi.com/kochi/news.php?k_id=40000000708200004 http://mytown.asahi.com/kochi/news.php?k_id=40000000708200005


埼玉版 2007/08/12 NHK占拠事件 川口市で上映,16日まで http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000000708120001
埼玉版 2007/08/18 「反戦教育」思わぬ非難 http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000000708180002
埼玉版 2007/08/22 県政の足もと<6>平和資料館 http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000000708220001

◇知事方針に揺れる現場


東松山市の小高い丘にある県平和資料館が猛暑の熱風に包まれた16日昼,家族連れなど数十人が展示を見ていた.


見学者の多くが足を止めて見入ったのは,この夏のテーマ展「戦時救護 日赤看護婦たちの軌跡」. 東南アジアや太平洋の戦地に派遣された女性看護師の写真,体験談,所持品の展示だ.


フィリピンの病院に配属された埼玉出身の看護婦26人は,45年1月の空襲で看護婦9人が爆死した. 見学した男性(57)は「資料にインパクトがあり,看護婦の苦難がよく分かる」と言った.

 ◆

テーマ展よりも規模が大きい常設展には空襲警報の疑似体験設備,熊谷空襲の写真,広島と長崎の原爆の資料などが展示され,戦争体験者の証言も映像で見られる.


この常設展は93年の開館時からほぼ同じ内容だ. 上田清司知事は「戦後日本の国際平和に対する様々な貢献」を展示すると,昨年9月の県議会で表明. 資料館は7月23日の運営協議会で,既存の展示に「平和を創造するための取り組み」を追加する案を示した.


しかし,所狭しと展示品が並ぶ既存の常設展会場では,追加展示品の絞り込みが不可欠だ.


資料館が示した展示例は国連平和維持活動(PKO),政府の途上国援助(ODA),非政府組織活動,埼玉県の国際交流事業など多岐にわたる. さらに委員の1人は,戦争犯罪を防ぐための国際刑事裁判所原水爆禁止運動の進展を追加するよう提案した.


多様な提案から,どうやって取捨選択するべきなのか. 委員には「新しい展示内容に私たちの意見は反映されるのか」と懸念する声がある.


先月の協議会では,常設展示変更の手続きに関し,試金石となりそうな論議も起きた.


「1991年 従軍慰安婦問題などの日本の戦争責任論議多発」との資料館の年表の表記について,資料館側は「(戦時中の)オリジナルな用語は『慰安婦』である」との論拠から,「従軍」を抜く方針を示した.


だが,委員の1人は年表の91年の項目だから「従軍」を残すべきだと発言. もう1人の委員も「重要な指摘だと思います」と続いた.


上田知事は「軍に強制的に徴用された女性がいたという証拠はない」として「慰安婦はいたが,従軍慰安婦はいなかった」と主張する.


つまり資料館は「オリジナル」を理由に持ち出すことで,知事の意向と展示改変案を外見上切り離したが,逆に複数の委員の疑念を呼び起こす事態になった. 今後,どちらを向いて運営するのかが問われる.

 ◆

資料館の運営のあり方が最初に示された「基本計画」(89年)によると,86年に「有識者と関係諸団体から成る委員会の中で,広く県民の意見を調査した」. その後も平和をテーマにした展示会を開く団体などの提言を県が受け入れ,現在の常設展が形作られた.


こうした成り立ちの延長線上に現在の運営協議会がある. 宍戸信敏館長は新展示について運営協議会で「議論を深める必要がある」と述べた.


16日に来館した男性(54)は,常設展のうち広島の原爆で溶けたガラス瓶などの資料が「戦争の悲惨さを十分に伝えている」と高く評価した.


もし県民にこうした声が多いならば,追加展示の一つとして「原水爆禁止運動」が推奨されるだろう. 大枠の構想は知事によって示されたが,展示内容を充実させるためには,県民の知恵を集める工夫が欠かせない.

愛知版 2007/08/06 平和 かみしめる盛夏 http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000000708060001
愛知版 2007/08/07 すいとん 戦争の味 http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000000708070002


奈良版 遺品の記憶〜かえらぬ兄へ 上/下 http://mytown.asahi.com/nara/news.php?k_id=30000000708150002 http://mytown.asahi.com/nara/newslist.php?d_id=3000000


岡山版 2007/08/14 「戦争はゲームじゃない」■米軍から見た空襲,「日本上空の米第20航空軍」*2出版/部隊資料を入手し翻訳 岡山の日笠さん・愛媛の藤本教諭と生徒 http://mytown.asahi.com/okayama/news.php?k_id=34000000708140003


山口版
2007/08/15 元「回天」搭乗員/戦後62年の夏<上> http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news.php?k_id=36000000708150004
2007/08/16 元陸軍士官学校生/戦後62年の夏<中> http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news.php?k_id=36000000708160001
2007/08/17 黒島空襲を経験した三上さん<下> http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news.php?k_id=36000000708170001


福岡・北九州版
2007/08/15 引き揚げの記憶 絵本の原画39点 http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000000708150002
2007/08/15 戦歌無情 http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000000708150003

「軍医呼べ」声も弱りて抱きながら 手当てすべ無く果て逝く戦友(とも)よ--. 第2次世界大戦当時の戦場の様子などを短歌と手記につづった記録が,筑前町で開催中の県戦時資料展で展示されている. 作者名は書かれていないが,その内容から,東南アジアなどを転戦した県内出身の旧日本陸軍兵士とみられる. つづられた文章に,生々しい死闘の様子が浮かぶ. 15日は終戦記念日. (池田敦彦,蔵前勝久)


記録は今年1月,筑紫野市山家の砥綿(と・わた)シツカさん(92)から県に郵送されてきた. 砥綿さんのもとには,97年に亡くなった夫の鉄之助さんとみられる兵士のことが書かれていることに気付いた知人が届けてくれた.


56ページにわたり,手記と216首の短歌が交互に記されている. ワープロ打ちされており,戦場での手記などを元に戦後,書き直されたらしい.


手記によると,作者は1939年12月に入隊. 40年2月,博多駅から軍用列車で門司港へ行き,中国へ出発する. 博多駅前は見送りの人でいっぱいだった.


日の丸の旗に揉(も)まれて町を行く 駅までつづく万歳の声


中国では,捕らえたゲリラを銃剣で突く訓練があった. 「手足を縛られて動けぬ者を,銃剣で刺すことは余りにも残酷である」と記している.


42年春にはセブ島攻略戦に参加し,首を撃たれた. 銃撃された痛みは「棒で思い切り殴られた様」だった. 半年後,死闘が展開されたガダルカナル島に赴いた.


ジャングルを抜けし途端に集中砲火 頭上に炸裂(さく・れつ)夢中で伏せる


狙撃され腹部貫通見込(み・こみ)なし 遺言聞けど陛下万歳


呻(うめ)き声硝煙(しょう・えん)漂(ただ)よう負傷兵(へい)の影 抱き上げ背負い崖(がけ)道下る


砥綿鉄之助さんとみられる兵士は,同島での手記に出てくる. 艦砲射撃の砲弾が爆発し「砥綿兵長は臀部(でん・ぶ)を抉(えぐ)られた」とある. 鉄之助さんは確かに,同島で尻の肉をえぐられる負傷をしていた.


戦況悪化で弾薬や食料の補給はほとんど途絶えた. 同島での日本兵の犠牲者は約2万人とされるが,餓死も多かった.


串に刺し蛙(かえる)焙(あぶ)りて口に入れ 僅(わず)かに満たす吾(われ)の胃袋


屍(しかばね)の臭気漂う「ジャングル」に 食物(たべ・もの)漁(あさ)る餓鬼共の影


落伍(らく・ご)せる部下引起(ひき・おこ)す力なく 「後から来い」と別(わかれ)の言葉


ガダルカナル撤退後,44年には再び過酷なインパール作戦に参加したが惨敗. 敗走ルートは日本兵の遺体で埋まり,「白骨街道」と呼ばれた.


余命なき兵の遺言母あてに 「立派な戦死と」静かに眠る


作者はこの戦いを「連日の砲撃下に食もなく,三八式歩兵銃と手榴(しゅ・りゅう)弾のみで,相手は優秀な装備した兵と戦車,空軍を備え,どう考えても無理な戦であった」と振り返っている.


シツカさんは手記と短歌に,涙を流した. 「改めて本当に大変やったね,主人もこんなに苦労したんやねと思った」. 昔の苦労を広く知ってほしいと考え,県に提供したという.


 ◇


戦時資料展では,県が抜粋した16首が手記の関連部分とともにパネル展示されている. 同展は筑前町久光の「めくばーる」で16日まで. 無料..


大分版
2007/08/16 平和へ祈り・鐘の音・集会/終戦の日 http://mytown.asahi.com/oita/news.php?k_id=45000000708160003
2007/08/17 平和の尊さ次代に/宇佐の記念碑前で http://mytown.asahi.com/oita/news.php?k_id=45000000708170002
2007/08/20 「なぜ特攻」28歳の問い/東京・吉田さん http://mytown.asahi.com/oita/news.php?k_id=45000000708200002


長崎版
2007/08/14 被爆写真 調査ピンチ/長崎平和推進協 所蔵の3千枚 http://mytown.asahi.com/nagasaki/news.php?k_id=43000000708140002
2007/08/16 平和の誓い 心新たに http://mytown.asahi.com/nagasaki/news.php?k_id=43000000708160001
2007/08/18 高校生 平和を世界へ http://mytown.asahi.com/nagasaki/news.php?k_id=43000000708180002


宮崎版 2007/08/16 62回目の終戦記念日 平和を祈る集い http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000708160003


佐賀版 2007/08/16 終戦記念日/次代の手に平和の鐘 http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000000708160002


熊本版 2007/08/16 戦没者を追悼 62回目の終戦記念日 http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000000708160003


石川版 2007/08/16 62年誓い新た http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000000708160001


福井版 2007/08/16 戦後62年,誓い新たに http://mytown.asahi.com/fukui/news.php?k_id=19000000708160005


岐阜版 2007/08/17 日本海軍失った280隻 海底の「墓標」http://mytown.asahi.com/gifu/news.php?k_id=22000000708150002


滋賀版 2007/08/16 「語り合う」から「語り継ぐ」 http://mytown.asahi.com/shiga/news.php?k_id=26000000708150003


秋田版 2007/08/15 戦争は奪う/終戦の日 体験者の思い http://mytown.asahi.com/akita/news.php?k_id=05000000708150001


栃木版 2007/08/16 凍った指 解けぬ怒り/抑留,62年の夏 http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000000708150005


鳥取版 2007/08/16 戦後,孤児になった子らの記録 http://mytown.asahi.com/tottori/news.php?k_id=32000000708160001


香川版 2007/08/19 原爆の悲惨さと平和,命尽きるまで語り継ぐ http://mytown.asahi.com/kagawa/news.php?k_id=38000000708190001

徳島版 2007/08/16 戦後の友情,世代超え続く http://mytown.asahi.com/tokushima/news.php?k_id=37000000708160001





関連url

しんぶん赤旗 2008/08/18 戦争展の後援拒否/「九条の会」など主催/「国民投票法」口実に/千葉・野田市 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-08-18/2007081815_01_0.html
しんぶん赤旗 2007/08/19 戦争遺跡は語り続ける/保存のとりくみ交流/東京でシンポ http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-08-19/2007081914_01_0.html
しんぶん赤旗 2007/08/20 平和博物館 新たに2つ開館/住民参加型で運営/戦争遺跡シンポ http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-08-20/2007082014_01_0.html


岩波 Peace Archives http://www.iwanami.co.jp/peace/


 

*1:鹿田正夫:山陰中国帰還者連絡会

*2:「日本上空の米第20航空軍」:A5判88ページ,大学教育出版(岡山市)刊