安倍晋三内閣の歴史認識を問う「いまなぜ従軍慰安婦問題か」07年6月19日

九条の会・中野の第7回目となる憲法問題連続学習講座の案内です.

テーマ「今なぜ従軍慰安婦問題か」

とき 2007年6月19日(火)午後6時〜

ところ 中野勤労福祉会館3階大会議室

講師 吉見義明さん 「従軍慰安婦」(岩波書店)、「毒ガス戦と日本軍」(同)などの著者

資料代 500円


昨年12月の安倍首相の歴史認識歴史修正主義について前田朗さんを迎えた学習講座に続き、「安倍晋三内閣の歴史認識を問う」テーマです.


従軍慰安婦にさせられた女性は8万人とも20万人とも言われていますが、その実態が広く知られるようになったのは1990年代になってからです.


民間業者が行ったことであるとして謝罪と補償を拒否した日本政府に対して、金学順(キムハクスン)さんが「私が生き証人だ」と名乗り出、これに励まされた女性たちも次々と名乗り出て日本軍がかかわっていたことを証言し、この学習会の講師である吉見義明さんらの研究者が新資料などを明らかにしました.


そうした動きの中で1993年、河野洋平内閣官房長官(当時)が、軍の関与を認め、謝罪する談話を発表しました.


しかし、日本の学校教育で使用される教科書に現れた従軍慰安婦についての記述は、「自虐史観だ」などの激しい攻撃が日本会議など靖国派からなされるなかで、わずかの期間で消されてしまいました.


【しいの木法律事務所業務日誌 http://siinoki-law.sblo.jp/article/3966792.html