No.75952 柳川友裕 2004-10-22 00:42:29
■■集英社本宮ひろ志と連名で、「謝罪、訂正」を自社広告決定!■■

西村修平、宮内瑞生、柳川友裕は二十一日(木)、集英社田中純ヤングジャンプ編集長と発行権限者の堀内総務編集部長、頓田第四編集部長(ヤング系)と交渉・対談し、以下のことを確約・決定した。

一  指摘された四十二,四十三号の「南京大虐殺」の描写、ニセカラクリ写真を単行本において全て削除する。

二  特に、「百人斬り」を想起させた描写は訴訟を係争中の原告・ご遺族に多大なご迷惑をおかけし、読者に過った認識を与えたとして、極めて遺憾である旨を集英社は自覚する。単行本においては全面削除する。

三  十一月十一日発行のヤングジャンプ誌上で以上の点を、最低見開きページ以上をもって、使用したニセ写真等のカットを用い、上記一、二を訂正・削除のうえ、読者並びに関係各位に謝罪する。その社告には、作者の本宮ひろ志も作家としての重大な過ちを反省・自覚した証として連名する。(ページ数は三,四ページになると思われる)

四  「訂正・削除」の自社広告は、ゲラ刷りの段階で西村修平の確認を受ける。

当初、十五分で終える交渉は、集英社側の提起した謝罪内容、体裁が不十分だとして三名はこれを拒否、一時間以上にわたった。

No.75953 柳川友裕 2004-10-22 00:42:49
ニセ写真を意図的に使用したとする抗議に、集英社は最後までこれを否認、あくまで本宮ひろ志田中純ヤングジャンプ編集長の「勉強不足」を強調した。これに対し意図よりも、ニセ写真を使って読者に与えた効果・結果が全てであり、通り一遍のお詫びで片づく問ではないと追求。

本宮ひろ志が、名の知れた作家としての矜持があるなら、当分の間の二,三年は頭を削いで作家活動を自粛し、我彼の歴史認識上の勉強と反省に専念すべきではないかと。真に反省と謝罪の意志があるならば、「國が燃える」は絶版にするべきである。

でなければ、集英社と本宮の反省・謝罪は余りに不十分であると主張した。

なを、田中純編集長に「百人斬り」を掲載した経緯を質したところ、「毎日新聞の記事(浅見記者)等を疑問に思わず参考文献にした」と答え、これは本宮ひろ志も同じ考えで、抗議・批判を受けるまで疑問に思わずにいたと述べた。

今の心境は、編集長も本宮ひろ志も「百人切りは実際にあり得ないこと」だと思っていると、訴訟裁判関係者への遺憾の意を我々に伝えた。(西村修平:記)