座間味島守備隊長 梅澤裕は何故≪恥辱の戦後≫を生き延びることができたのか?

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読売新聞 - 2005年8月5日

旧陸軍少佐ら, 大江健三郎氏を提訴…集団自決巡り

... 虚偽の記述のある書籍を出版され, 名誉を傷つけられたとして, 旧陸軍の元少佐・梅沢裕さん(88)と, 元大尉の赤松嘉次さん(死去)の弟(72)が5日, 出版元の岩波書店と作家の大江健三郎さんを相手に, 出版 ...

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毎日新聞 2005/08/05 集団自決:元軍人ら「強制は事実無根」と岩波書店など提訴 http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/gakugei/news/20050806k0000m040053000c.html

毎日新聞 2005/08/06 名誉棄損:「自決強制せず」 元軍人らが提訴 作家・大江健三郎氏ら相手取り http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/archive/news/2005/08/06/20050806ddm041040047000c.html

産経新聞 2005/08/06 「沖縄集団自決」誤った記述 岩波と大江氏提訴 旧日本軍少佐ら http://www.sankei.co.jp/news/050806/sha040.htm

「沖縄集団自決」誤った記述 岩波と大江氏提訴 旧日本軍少佐ら

≪出版差し止めなど求める≫

昭和20年の沖縄戦のさなかに起きた沖縄・座間味島渡嘉敷島での住民の集団自決について, 自決を命令したとする書物の誤った記述で名誉を傷つけられたとして, 旧日本軍の梅沢裕・元少佐(88)と, 故赤松嘉次・元大尉の弟, 赤松秀一さん(72)が5日, 岩波書店(東京)とノーベル賞作家の大江健三郎氏を相手取り, 計2000万円の損害賠償や書物の出版・販売の差し止め, 謝罪広告の掲載を求める訴えを大阪地裁に起こした.

対象の書物は, 岩波書店が発行した大江氏の『沖縄ノート』▽故家永三郎氏の『太平洋戦争』▽故中野好夫氏らの『沖縄問題20年』−の3作品. 沖縄戦当時, 梅沢元少佐は座間味島の守備隊長, 赤松元大尉は渡嘉敷島の守備隊長を務め, 両島の集団自決は, 米軍の攻撃に伴い, 20年3月25日から28日にかけて起きた.

訴状などによると, 『沖縄ノート』と『太平洋戦争』は名指しもしくは個人が特定できるような形で, 座間味島の集団自決が梅沢元少佐の命令によるものだった▽沖縄ノート』と『沖縄問題20年』は渡嘉敷島の集団自決が赤松元大尉の命令によるものだった−とそれぞれ記載.

しかし, 集団自決で生き残った当時の女子青年団長や自決者の弟の証言, 関係者への取材などをもとにした作家・曽野綾子さんの著書『ある神話の背景』などから, そうした軍命令はなかったことは明らかで, 大江氏らの3作品の記述は「虚偽の事実を示して原告らの社会的評価を著しく低下させ, 名誉をはなはだしく棄損して人格権を侵害した」としている.

大江氏は5日, 家族を通じ「訴状が届いていないので詳しいことが分からない」と述べた.

【2005/08/06 東京朝刊から*1


朝日新聞 2005年08月05日23時45分 沖縄戦・集団自決記述で大江氏らを提訴 元軍人と遺族 http://www.asahi.com/national/update/0805/OSK200508050099.html

太平洋戦争の沖縄戦で起きた住民の「集団自決」を命令した, などとうその事実を書かれて名誉を傷つけられたとして, 大阪府在住の元軍人と遺族が5日, 「沖縄ノート」の著者で作家の大江健三郎氏と出版元の岩波書店(東京)を相手取り, 総額2000万円の慰謝料と出版差し止めなどを求める訴訟を大阪地裁に起こした.

訴えたのは45年3月の集団自決当時, 座間味島の守備隊長だった梅沢裕(ゆたか)さん(88)と, 渡嘉敷島の同隊長故赤松嘉次(よしつぐ)さんの弟, 秀一さん(72).

訴状によると, 大江氏は「沖縄ノート」で集団自決を取り上げ, 梅沢さんらについて, 「責任者は今なお, 沖縄に向けてなにひとつあがなっていない」「住民に集団自決を強制したと記憶される男」などと書いた.

梅沢さんらは, 集団自決は住民の意思によるもので, 生存者らが戦後, 遺族年金を得るために「軍の命令だった」と証言したのが真相と主張. 同書店発行の「太平洋戦争」(家永三郎著)など2冊についても同様の理由で差し止めを求めた.

大江氏は家族を通じ, 「訴状が届いていないので詳しいことが分からない」, 岩波書店は「見解は裁判で明らかにする」などと談話を出した.

ちゃんねる桜 「自決強制」大江氏・岩波を提訴へ... 反コミュニスト 2005-07-24 08:36:59 No.192492 http://www.ch-sakura.jp/bbs_thread.php?ID=192492&GENRE=sougou産経新聞 2005/07/24 記事,『明日への選択中村粲氏の現地実地調査が紹介されている.


産経07/24 記事より抜粋

訴状などによると, 米軍が沖縄の渡嘉敷島座間味島に上陸した昭和20年3月下旬, 両島で起きた住民の集団自決について, 大江氏らは, これらの島に駐屯していた旧日本軍の守備隊長の命令によるものだったと著者に書いているが, そのような軍命令はなく, 守備隊長らの名誉を損ねたとしている.

沖縄の集団自決をめぐっては, 昭和25年に沖縄タイムス社から発刊された沖縄戦記『鉄の暴風』で, 赤松大尉と梅沢少佐がそれぞれ, 両島の住民に集団自決を命じたために起きたと書かれた. この記述は, 沖縄県史や渡嘉敷島渡嘉敷村)の村史など多くの沖縄戦記に引用されている.

疑問を抱いた作家の曽野綾子さんは渡嘉敷島の集団自決を取材し『ある神話の風景』(1973年*2文藝春秋)を出版. 座間味島の集団自決についても, 生存者の女性が「軍命令による自決なら遺族ら遺族年金を受け取ると島の長老に説得され, 偽証した」と話したことを娘の宮城晴美さんが『母の遺したもの』(2000年*3 高文研)で明らかにした.

中村粲氏の現地実地調査(「明日への選択14年8, 9月号)


渡嘉敷島

金城武徳氏(集団自決前後, 一部始終を目撃)

「赤松隊長は, 『戦う弾丸もないくらいなのに, 自決用の弾丸なんかない』, と住民が求める自決用の武器提供を拒否」


安里(比嘉)喜順元巡査

村民の問題で相談したら, 赤松隊長はこう言った. 「(略)部隊近くのどこか安全な所に避難させておったらいいでしょう. 我々は死んでもいいから最後まで戦う. あなたたち非戦闘員は生きられる限り生きてくれ」「赤松隊長の(住民自決)命令はなかった」


知念朝睦元少尉(海上挺身, 小隊長)

「赤松隊長から私を素通りしてはいかなる命令も行われないはずです. 集団自決の命令なんて私は聞いたことも, 見たこともありません」「村民自決の報告を聞いて, 隊長は『早まったことをしてくれた』と大変悲しみ, 村の幹部某氏が機関銃を貸してくれと言うので理由を問い質したところ, 村民を殺すためだというので赤松隊長は追い返した」


座間味島事件も, 現地関係者によって, すでに真相が明らかにされています. 他も同様.


軍, 軍人に罪をなすりつけることで, 多くの人々が救われる. 悲しい嘘なのですが, 教科書にその嘘が載るなど, その悪影響は恐るべきものがあります.

靖國神社 英霊 日本 http://0707.senyu-ren.jp/?eid=228026


自由主義史観研究会 http://www.jiyuu-shikan.org/ は「集団自決」で用語を統一しているようだ. 当時の用語は『玉砕』ではないのか?

代表 藤岡信勝 自由主義史観研究会が取り組む当面の三つのテーマ ★全国大会★沖縄集団自決★教科書採択 http://www.jiyuu-shikan.org/frontline/fujioka/94gou.html

横浜市立中学校教諭 会員 服部剛 無念の授業「沖縄戦集団自決の真実」 http://www.jiyuu-shikan.org/frontline/sonota/0506-1.html

昭和史研究所 代表 中村粲 沖縄戦集団自決についての昭和史研究所の取り組み http://www.jiyuu-shikan.org/frontline/sonota/0506-2.html

椿原泰夫 沖縄戦集団自決事件をめぐる「反日神話」の背景(2) http://www.jiyuu-shikan.org/frontline/sonota/0506-3.html

会場での質疑応答

斎藤 集団自決のことは, 沖縄タイムスの「鉄の暴風」が一番最初なのか.

服部 ある程度のストーリーは出来上がっていたようだ. それを補強する形で, 宮城さんの証言は意味をもっていた.

茂木 「鉄の暴風」には, 「梅澤少佐のごときが朝鮮人慰安婦と不明死をとげた」というでたらめな記述がある. これについて誰も何も言わないのはおかしいと思うがどうか.

服部 今では, その慰安婦のくだりは削除されている. (参加していた沖縄タイムスの方にその場で確認する)

不明発言者 授業の中で, 「そろぞれの隊長が生き残っているのはなぜか」「戦争を継続するにはどのような経緯をたどったか」という質問が生徒から出てこなかったのか.

服部 その問題については, 与えられた時間が限られているために, 端折った形で話した.

複雑にからみあった問題を, 一時間の授業にみごとに組み立てる氏の力量に感嘆したひとときであった.

横浜市立中学校教諭 服部剛 無念の授業「沖縄戦集団自決の真実」より抜粋引用,太字強調は引用者】

産経新聞 2005/07/24 沖縄戦集団自決「軍命令」…出版物・教科書で独り歩き http://www.sankei.co.jp/news/050724/morning/24pol003.htm


沖縄タイムズ 2005/05/18 「集団自決」で沖縄調査/自由主義史観研 http://www.okinawatimes.co.jp/day/200505181300_04.html



愛国顕彰ホームページ 祖国日本 ふるさと にっぽん http://www.asahi-net.or.jp/~un3k-mn/
沖縄決戦 http://www.asahi-net.or.jp/~un3k-mn/hondo-oki.htm

居住地自体が戦場になった沖縄は軍民入り乱れての修羅場と化し, 児童が飛行場建設などの軍務に動員され, 司令部から前線へ砲弾が飛び交う中の伝令として動員され戦死した児童もいた. 沖縄師範学校などの教師・男子生徒1700人は実線部隊「鉄血勤皇隊」, 女子生徒300人は看護要員「ひめゆり学徒隊」として組織され, 半数以上が戦死. 阿嘉島では国民学校の13才から14才の生徒80人が斬込隊として武装・突撃し, 全員が非業の最後を遂げた.

婦女子や老人にも「生きて虜囚の辱めを受けず」の軍律が強要され, 避難民の集団自決や軍による住民虐殺も多発した. 大本営の方針は帝都防衛の準備ための時間稼ぎであり, 沖縄は「郷土防衛」の合言葉で民間人を根こそぎ動員し, 持久戦に持ちこむための「捨石」だったのである. 【愛国顕彰ホームページ 祖国日本 より】


「生きて虜囚の辱を受けず」: 戦陣訓(陸軍省 1941年1月) 本訓 其の二 第八 名を惜しむ

恥を知る者は強し. 常に郷党家門の面目を思ひ, 愈々奮励して其の期待に答ふべし.

生きて虜囚の辱を受けず, 死して罪禍の汚名を残すこと勿れ.

日本文学電子図書館 http://www.j-texts.com/shiso/senjinkun.html http://www.j-texts.com/sheet/senjinkun.html

自由文庫 PDD archive http://archive.hp.infoseek.co.jp/senjinkun.html

私立PDD図書館 http://www.cnet-ta.ne.jp/p/pddlib/rules/etc/senjinkun.txt
JACAR(アジア歴史資料センタ)

  • 戦陣訓: 戦陣訓に関する件 通牒(Ref.C01005234000) 「生きて虜囚の辱を受けず」は 25枚目
  • 軍人勅諭: 単行書・軍人ヘ勅諭(Ref.A04017133200)


しんぶん赤旗 2005/06/06 沖縄戦の「集団自決強要」教科書から削除狙う/「つくる会」副会長ら/体験者や作家ら集会で批判/「事実から目そらす」 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-06-06/15_01_1.html


吉川春子活動日記 2005/07/30 9条の会 有明講演会 http://www.haruko.gr.jp/html/menu1/2005/20050730201803.html

大江健三郎さんは.

岩波書店と共に提訴された問題に言及「沖縄ケマラの人々を集団自決に追い込んだ守備体長が後に沖縄慰霊に訪れる!何のために?英霊を慰めるために, と. 」「渡嘉敷島住民に32発の手榴弾, 改めて20発追加して発射. 」石垣の守備体長そうした命令下したつもりない. 」「裁判で証人になれといわれれば証言したい. 裁判を見守りたい」と.

大津留公彦のブログ 2005/07/31 九条の会有明講演会に行ってきました http://yaplog.jp/ootsuru/archive/340

慶良間諸島渡嘉敷島の集団自決強要のことを「沖縄ノート」に書いたが岩波と一緒に事実と違うと先週提訴された.

このことは「鉄の暴風雨」という本に詳しく出ているし, まだ生存者もいるので証言が出てくるだろう.

700人の集団自決が自由意志で行われるだろうか. 裁判で明らかにしたい.

将来の国民と言う言葉は基本的人権の項で2回しか使われていない.

ソウルでの文学者の会で嘆き口調で言ったらアメリカの代表的な詩人ゲーリー・スナイダーから5年では君の言うとおりかもしれないがあと10年たてばどうだろうかと言ってもらった.

帰国後彼からこんな詩が来た.

If you ask for help.
It comes.
But not in any way you ever know.

求めるなら助けは必ず来る. しかし全く君達の知らない方法で・・.

ここで助けを変革と読み変えよう. この詩を皆さんに捧げます. 特に若い人に.

求めるなら変革は必ず来る. しかし全く君達の知らない方法で・・.

裁判自体は 本多勝一名誉毀損裁判, 家永教科書検定第3次訴訟 の二番煎じ, ≪座間味島の守備隊長だった梅沢裕≫は 何故 玉砕しなかったのか 何故 靖国の英霊にもならず生き延びてきたのか 追及されることになるだろう,住民をスパイとして刺殺しなかったのか?住民の食料をとりあげなかったのか?住民を追い出さなかったのか?などなど.



本多勝一名誉毀損裁判地裁判決は 8月23日, 原告側主任弁護士は 衆院福井1区自民党候補として遁走?

本多勝一名誉毀損裁判 http://web.sfc.keio.ac.jp/~gaou/jijitu/hinkon.html

河北新報 2005/08/21「祖国再生のため頑張る」福井1区で出馬の稲田氏 http://www.kahoku.co.jp/news/2005/08/2005082101007732.htm

*1:訴状を弁護団は配らなかったのだろうか?新聞記者も訴状を手に入れてからコメントをとりにいけよ,大本営発表伝達係りじゃあるまいし

*2:原文は元号使用

*3:原文は元号使用

関連はてなダイアリー

文藝評論家=山崎行太郎の『毒蛇山荘blog』2005/07/25 大江健三郎曽野綾子の「沖縄戦争」 http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20050725/1122647713

彎曲していく日常 沖縄住民自決問題・3-5 http://d.hatena.ne.jp/noharra/200508
ibid. 沖縄住民自決問題・1,2 ほか http://d.hatena.ne.jp/noharra/200507


via 彎曲していく日常 2005/08/20

amo http://amo-ya.blogspot.com/

沖縄の「集団自決」からみえてくるもの http://www.joy.hi-ho.ne.jp/byakuya/334.htm





関連url

思考錯誤掲示沖縄戦について http://t-t-japan.com/bbs2/c-board.cgi?cmd=ntr;tree=946;id=sikousakugo#atop



読谷村史編集室 http://www.yomitan.jp/sonsi/

第一章 太平洋戦争と沖縄戦 安仁屋政昭

太平洋戦争
十・十空襲
アイスバーグ作戦
沖縄守備軍(第三十二軍)の配備
全島要塞化と根こそぎ動員
県外疎開と島内疎開
米軍上陸
北部戦線の避難民
終戦交渉と「国体護持」
降伏使節団の往来
沖縄戦終結
捕虜と難民 収容所の開設
捕虜収容所
難民収容所

第二章 読谷山村民の戦争体験


第三節 5 「集団自決」當山正喜

第三章 史(資)料にみる読谷山村と沖縄戦

第一節 防衛庁関係資料にみる読谷山村と沖縄戦 玉城栄祐/玉城裕美子
第二節 『モリソン戦史』から見た「十・十空襲」と読谷山 久手堅憲俊
第三節 『沖縄県アイスバーグ作戦』にみる読谷山 吉浜忍
第四節 「読谷村戦没者名簿」からみた戦没状況 豊田純志
第五節 読谷村「戦災実態調査」の分析 豊田純志

第四章 米軍上陸後の収容所 豊田純志

第五章 帰村時行政文書等にみる村民移動 大湾武

第六章 証言記録

第七章 慰霊の塔は語る 宮城傳

渡嘉敷村の沿革・歴史・民話・沖縄戦 http://www.vill.tokashiki.okinawa.jp/tokadata/de_1/de_1_m.htm



創価学会沖縄県青年平和委員会 いちゃりば http://w1.nirai.ne.jp/ken/
沖縄からのメッセージ http://w1.nirai.ne.jp/ken/about.htm
沖縄戦の絵 スパイ http://w1.nirai.ne.jp/ken/war-e1.htm
沖縄戦の絵 「集団自決」 http://w1.nirai.ne.jp/ken/war-e2.htm



林博史研究室 http://www32.ocn.ne.jp/~modernh/index.html

沖縄戦記録・研究の現状と課題 - "軍隊と民衆"の視点から - 関東学院大学経済学部一般教育論集『自然・人間・社会』第8号(1987年4月) http://www32.ocn.ne.jp/~modernh/paper20.htm

沖縄戦の諸相 - 離島における沖縄戦 藤原彰編著『沖縄戦 - 国土が戦場になったとき』(青木書店 1987年) 所収 http://www32.ocn.ne.jp/~modernh/paper12.htm

沖縄戦における軍隊と民衆―防衛隊にみる沖縄戦 藤原彰編著『沖縄戦天皇制』(立風書房 1987年)所収 http://www32.ocn.ne.jp/~modernh/paper04.htm

沖縄戦の中のもうひとつの住民像 『季刊文芸誌 脈』第44号 1991年12月 http://www32.ocn.ne.jp/~modernh/paper10.htm

「集団自決」の再検討 - 沖縄戦の中のもうひとつの住民像 歴史科学協議会編『歴史評論』1992年2月号 http://www32.ocn.ne.jp/~modernh/paper11.htm

民衆の視点から見た戦争 - 沖縄戦 関東学院大学経済学部総合学術論叢『自然・人間・社会』第30号(2001年1月) http://www32.ocn.ne.jp/~modernh/paper40.htm

林博史沖縄戦と民衆』 大月書店 2001年12月刊 http://www32.ocn.ne.jp/~modernh/books06.htm

沖縄タイムス』2004年4月25日 朝刊 警察官に住民殺害指示/旧日本軍文書の英訳資料 関東学院大・林教授入手 http://www32.ocn.ne.jp/~modernh/books27.htm

『ジャイロスGYROS』第5号(2004年8月) 沖縄戦の真実 http://www32.ocn.ne.jp/~modernh/paper57.htm

朝日新聞』2005年06月25日 夕刊 米軍協力者殺害,指示 米英軍文書に記述 沖縄戦の日本側防諜対策 http://www32.ocn.ne.jp/~modernh/books29.htm

沖縄タイムス』2005年7月4日 「集団自決」を考える 20 命令有無にこだわり不要 前提に「逆らえない体制」 http://www32.ocn.ne.jp/~modernh/paper55.htm


手元にある関連図書

大江健三郎沖縄ノート』(岩波新書 1970/09/21 2004/08/25 49刷) isbn:4004150280 http://www.iwanami.co.jp/cgi-bin/isearch?isbn=ISBN4-00-415028-0

中野好夫,新崎盛暉『沖縄・70年前後』(岩波新書 1970/08/20)

中野好夫,新崎盛暉沖縄戦後史』(岩波新書 1976/10/20) isbn:4004111226 http://www.iwanami.co.jp/cgi-bin/isearch?isbn=ISBN4-00-411122-6

伊藤嘉昭『虫を放して虫を滅ぼす - 沖縄・ウリミバエ根絶作戦私記』(中公新書No.570 1980/03/25) p.30, pp.80, pp.170 に『沖縄思潮』編集の宮城晴美と渡嘉敷島に関する記事あり.

歴史教育者協議会『100問100答 日本歴史』(河出書房新社 1988/07/30) p.330-p.333 安仁屋政昭 日本軍は沖縄でなにをしたか

疎開と根こそぎ動員
住民虐殺と天皇の軍隊
赤ん坊が自決するか

目取間俊『沖縄戦後0年』(NHK生活人新書No.150 2005/07/08) isbn:414088150X http://www.nhk-book.co.jp/shop/main.jsp?trxID=0130&webCode=00881502005

森川金寿『教科書と裁判』(岩波新書 新赤143 1990/10/19) p.185-p.195 沖縄の「集団自決」は真の「自決」か

時野谷滋『教科書検定南京事件 - 文部省担当者は証言する』(日本教文社 1989/07/20) pp.202 沖縄戦における住民の犠牲,pp.217 沖縄戦の記述と教科書問題 - 文部省教科書調査官として「集団自決」に書き換えさせようと尽力する

伊波園子『ひめゆり沖縄戦』(岩波ジュニア新書No.207 1992/06/19) 各章終わりのコラム(執筆 平和ガイドの会 村上有慶)が概説としてわかりやすい

コラム目次

1a.いまなぜ「ひめゆり」証言か
1b.沖縄戦の経過
2.なぜひめゆり学徒隊は戦場へ行ったのか
3.沖縄戦の特徴
4a.ひめゆりの悲劇はなぜ起こったのか
4b.沖縄戦とは何だったのか
5a.住民戦没者はなぜ多いか
5b.沖縄戦から学ぶこと

ほか

曽野綾子『生贄の島 - 沖縄女生徒の記録 -』(講談社 1970年/文春文庫 1995/08/10)



探し中

宮城晴美『母の遺したもの●沖縄・座間味島「集団自決」の新しい証言』(高文研 2000/12) isbn:4874982492 http://www.koubunken.co.jp/0250/0249.html
(立ち読み) http://www.koubunken.co.jp/0250/0249sr.html

母はこの『悲劇の座間味島』と, ノートを私の目の前に開き, どこがどう違うのか説明をはじめました. 事実と違う, あるいは書けなかったことを, 今回は書いたという部分が八カ所ありました. 村の指導者の行動や, 自らが米軍の「捕虜」となったときの取り調べの内容など, 本には載ってないことが具体的につけ加えられていました.

とりわけ, 本に収録された手記にあった, 当時の座間味島駐留軍の最高指揮官, 梅澤部隊長からもたらされたという, 「住民は男女を問わず軍の戦闘に協力し, 老人子供は村の忠魂碑前に集合, 玉砕すべし」の箇所の削除を指示する母の表情には, 険しさが感じられました. 「座間味島の“集団自決”は梅澤裕部隊長の命令によるもの」という根拠の一つとされ, 母の戦後の人生を翻弄した数行だったのです.


事実はそうではなかった. 母は自分の“証言”がもとで, 梅澤元部隊長を社会的に葬ってしまったと悩み, 戦後三五年経ったある日, 梅澤氏に面会して「あなたが命令したのではありません」と"告白"しました. しかしそのことが思わぬ結果を招き, 母は心身ともに追いつめられることになるのです.

改めて事実を記した手記を出版することで, 母は"証言"をくつがえそうとしました. しかしそれだけでは, また別の意味で誤解を生じさせかねません. そこで母は, 私にノートを手渡しながら, 「これはあくまでも個人の体験なので, 歴史的な背景や当時の住民の動きを書き加えてから発表してね」と言い, 私も軽く引き受けたのです.

金城重明『「集団自決」を心に刻んで 一沖縄キリスト者の絶望からの精神史』(高文研 1995/06) isbn:4874981615 http://www.koubunken.co.jp/0175/0161.html

大城将保『改訂版・沖縄戦 民衆の眼でとらえる[戦争]』(高文研 1988/10) isbn:487498097X http://www.koubunken.co.jp/0100/0097.html



家永三郎『太平洋戦争』(岩波現代文庫) http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/60/5/6000850.html



中野好夫『沖縄問題20年』(岩波新書 1970)


林博史沖縄戦と民衆』(大月書店 2001/12) isbn:4272520679 http://www.otsukishoten.co.jp/search/isbn.asp?isbn=ISBN4-272-52067-9


安仁屋政昭 『裁かれた沖縄戦』(晩聲社 1989/12) isbn:4891881925 http://www.banseisha.jp

集団自決の真相を明らかにした画期的裁判記録. 国側証人・曾野綾子氏の証言を鋭く批判した注目の解説 【晩聲社HP 既刊案内/ジャンル別検索/近現代史 より】


曽野綾子『ある神話の背景 - 沖縄・渡嘉敷島の集団自決 -』(文藝春秋社 1973年 その後 角川orPHP??文庫)
via 彎曲する日常 第34回司法制度改革審議会議事録 http://www.kantei.go.jp/jp/sihouseido/dai34/34gijiroku.html