【2a】係わりを認めたくない大臣

1992/3/12 参議院内閣委員会


> 加藤紘一官房長官


1992/4/1 参議院予算委員会

「村瀬守保写真集-兵士が写した戦場の記録 私の従軍中国戦線」機関紙出版,1987/12 「トラックの荷台で所帯道具と一緒に運ばれる和服姿の10人の慰安婦」「第6慰安所桜楼」について


> 加藤紘一 官房長官


> 渡辺美智雄 外務大臣

【3b】女性たちを,国家の動員計画でかり出す

1992/4/1 参議院予算委員会

国民徴用令(1939),国家総動員法(1944),女子挺身勤労令について


> 若林 労働省職業安定局長


1997/3/12 参議院予算委員会


> 辻村哲夫 文部省初等中等教育局長

【3c】反動勢力が危機感をもって…

1997/3/12 参議院予算委員会

教科書の記述について


小山孝雄(自民党)


> 労働省職業安定局長


…徴用というのは昭和13年に制定された国家総動員法第4条に基づく国民徴用令,これにより実施された勤労動員である. 募集・官斡旋は…国民徴用令第2条にいて[ママ]『』とされている


だから徴用の前段階として文書,募集人などによる募集や, あるいは職業紹介所による官斡旋が行われ,それでも必要な労働者が集められない場合に徴用が行われたものである. 実際の朝鮮半島への国民徴用令の適用等の経緯につきましては,私どもの調べた限りにおいては,


> 文部省初等中等教育局長

出典


吉川春子『従軍慰安婦/新資料による国会論戦』あゆみ出版,1997/11/01


従軍慰安婦―新資料による国会論戦


アマゾン説明


従軍慰安婦は「国策」であり,「強制連行」であり,補償は民間基金ではなく日本政府がすべきであるとの主張,戦後の米兵のための慰安所設置の真相などを,新資料によって改めて綴った. 巻末に従軍慰安婦執筆資料・年表を収録

目次[*1]


1. 永遠の平和と男女平等への渇望--なぜ「従軍慰安婦」を書くのか



2. 従軍慰安婦は「国策」であった



3. 強制連行であった従軍慰安婦


【3a】釜山,ラバウル,富山


【3b】女性たちを国家の動員計画でかり出す


【3c】反動勢力が危機感をもって


【3d】「女子挺身隊」という名の軍隊慰安婦


【3e】制服の乙女は個人就職を許さない


【3f】女性にだけ求められた貞操


4. アジア女性基金を個人補償に代えることはできない



5. 米兵に対する性的慰安施設の設置



作成開始

*1:節以下は3章除き省略,3章については原文にない【3x】の形で節を示す