1972-01-01から1年間の記事一覧

【5】「『婦人戦線』の人々」城夏子(作家)『婦人公論』6月号 p.332 - p.337

昭和5年アナキストの女流たちが発刊した『婦人戦線』のスローガンは「強権否定」「男性清算」「女性新生」であり, 光はわれわれから!!という気概に溢れていた 松本正枝 望月百合子

【4】「八木秋子」秋山清『婦人公論』5月号 p.315 - p.323

己れの足跡を消しつつ生きる昭和のアナキスト

【3】「『革命前夜』に賭けたA」牧瀬菊枝(評論家)『婦人公論』3月号 p.315 - p.323

共産党リンチ事件の現場にいた女性は筆者の現夫君のハウスキーパーであり弾圧厳しくスパイの横行激しい疑心暗鬼の時代を毅然と潜りぬけた人だった

【2】「飯島喜美」鹿野政直(早稲田大学)『婦人公論』2月号 p.154 - p.161

女工哀史で名高い東京モスリンの女工タマちゃんは昭和初頭, 弾圧の嵐吹き荒ぶさなかを密航してプロフィンテルン大会に参加した. 非転向のまま24歳で獄死

【1】「宮嶋麗子」秋山清(詩人)『婦人公論』1月号 p.285 - p.291

確たる存在でありながら忘れられているということは一個の人の生き方として一つの典型ではあるまいか?その生きざまを現代にひきよせつつ記す

『婦人公論』1972年連載「埋もれた婦人運動家」目次

「埋もれた婦人運動家」執筆者 掲載号と頁 記事のリード 人名辞典→参考図書等