1972-01-01から1日間の記事一覧
婦人の社会主義団体「赤瀾会」創立メンバーに見る昭和史
働いて成長した者の労苦で精神を育てた人のりりしさを持つさわやかな精神者. 暗い時代を自立して生きたはげましの人
河上肇博士の次女
常磐炭鉱の闘士山代吉宗の母 □特高月報1941年11月 □呑川泰司『光と風の流れ - 山代吉宗の道』いわき地域学会出版部
長野県水平社創立期に活躍したアナキスト系婦人闘士 □東栄蔵『伊藤千代子の死』未来社,1979
運動の裏方として社会主義にもとづく女性解放史と共に歩んだ人はまた筆者の思想的な先達であった
昭和5年アナキストの女流たちが発刊した『婦人戦線』のスローガンは「強権否定」「男性清算」「女性新生」であり, 光はわれわれから!!という気概に溢れていた 松本正枝 望月百合子
己れの足跡を消しつつ生きる昭和のアナキスト
共産党リンチ事件の現場にいた女性は筆者の現夫君のハウスキーパーであり弾圧厳しくスパイの横行激しい疑心暗鬼の時代を毅然と潜りぬけた人だった
女工哀史で名高い東京モスリンの女工タマちゃんは昭和初頭, 弾圧の嵐吹き荒ぶさなかを密航してプロフィンテルン大会に参加した. 非転向のまま24歳で獄死
確たる存在でありながら忘れられているということは一個の人の生き方として一つの典型ではあるまいか?その生きざまを現代にひきよせつつ記す
「埋もれた婦人運動家」執筆者 掲載号と頁 記事のリード 人名辞典→参考図書等