参考

中村元『仏教語大辞典 下巻 す-わ』東京書籍,1975/02/01 p.1008


【闘諍堅固白法隠沒】とうじょうけんごびゃくほうおんもつ 激しい闘争が多く白法(真実の法,真理)が隠れ没する,の意『大集経』五箇五百歳説のうち第五の五百年の特質で末法万年の初めの様相

□日本仏教学会編『仏教における平和』平楽寺書店,1996/09/20


渡邊寳陽「『立正安国論』と和平の希求」


安冨信哉「闘諍と和平 - 念仏者の祈り」


仏教における和平



□塚本敬祥・多田孝正・池田魯参『傍訳 法華三部経全書 第4巻 見宝搭品〜如来寿量品』四季社,2008/12/15


傍訳 法華三部経全書〈第4巻〉


□責任編集・西山茂『シリーズ日蓮4-近現代の法華運動と在家教団』春秋社,2014/07/20


p.344-p.385


Ranjana Mukhopadhyaya,南椿模訳「藤井日逹と日本山妙法寺の海外布教 -「西天開教」から世界平和運動へ」[*1]




近現代の法華運動と在家教団 (シリーズ日蓮)



*1:戦前の日本山妙法寺=藤井日逹の思考が軍に利用されるものであったことについての論考は説得力がある. 戦後の平和運動への積極的な参加も詳しく述べられている. この転換は戦前のガンジーとの出会いにあったとされているが(それは事実だろう)藤井日逹の文書からその思考の転換を追いかけるという点では物足りなさもある