警備研究会『わかりやすい極左・極右・日本共産党用語集』立花書房,2012/09/20 p.126


治安当局の【加入戦術】解説…加入戦術はトロツキズムの組織論として独特のものである. トロツキストが自らの組織をつくるにあたって, 多くの同志を結集しえないとみた場合, 政党や大衆団体の中に潜り込んで, 次第にその影響力を広げ同調者を拡大し, 頃合いをみて, その組織を乗っ取るかその組織を抜け出て自らの独立した組織を結成するという戦術である. この加入戦術には長期加入戦術と短期加入戦術とがあり, 我が国では武装蜂起準備委員会が長期加入戦術を,「第4インター日本支部」が短期加入戦術を主張して1965年分裂した. また, 第一次安保闘争当時の「共産同」活動家が1960年 社会党指導下に結成された「社青同」の中に潜入し, 1969年には独自の政治組織「革労協」を結成した

参考図書


樋口圭之介『60年代社青同(解放派)私史』社会評論社,2012/07/07


不屈と誇り―三池炭鉱労働者



日本革命的共産主義者同盟革まる派政治組織局『革まる派50年の軌跡(1)日本反すたーりん主義運動の創成』あかね図書出版,2014/06/26


革マル派五十年の軌跡〈第1巻〉日本反スターリン主義運動の創成


日本革命的共産主義者同盟革まる派政治組織局『革まる派50年の軌跡(2)革まる派の結成と新たな飛躍』あかね図書出版,2015/02/20


革マル派五十年の軌跡〈第2巻〉革マル派の結成と新たな飛躍


以上2冊は□●派の教祖=黒田寛一の論文集, 次は中□派の「公式党史」


革共同50年史刊行委員会『革命的共産主義運動の50年(上巻)現代革命への挑戦』同刊行委員会・ギャラリーステーション発売,2014/01/15


現代革命への挑戦―革命的共産主義運動の50年〈上巻〉 革命的共産主義運動の50年 現代革命への挑戦〈下巻〉