早尾乕雄(國府台陸軍病院・陸軍軍医中尉・金沢医科大学教授)


■琴秉洞『戦場日誌に見る従軍慰安婦極秘資料集』緑蔭書房,1992/07/10 ISBN:4897742080 p.71


□(秘)戦場に於ける特殊現象と其対策(戦場心理の研究各論)


1938年11月〜1939年11月手書き



■浅井利勇『うずもれた大戦の犠牲者國府台陸軍病院の貴重な病歴分析と資料』國府台陸軍病院精神科病歴分析資料・文献論集記念刊行会,1993/08/(非売品)[*1]


□p.375-377: 資料VIII.(國府台陸軍病院の)思い出[*2]


□資料VII. 精神神経症と所謂高空(航空)神経症


□p.426-433: 『第二次大戦における精神神経学的経験国府台陸軍病院史を中心として』[*3]目次, 在職者名簿



■岡田靖雄編・解説『十五年戦争 極秘資料集 補巻32(全四分冊) 戦場心理の研究』不二出版,2009/2-8


□早尾乕雄「戦場心理の研究」[*4]全文印影復刻版


補巻32-1


「戦場心理の研究」総論【1938/05】


戦場に於ける特殊現象と其対策【1939/06】
/支那事変応召中提出せる論文【1937/11-1939/11】


戦場心理の研究〈第1冊〉 (十五年戦争極秘資料集)


補巻32-2 戦場神経病・精神病及犯罪各論第一編
ISBN:9784835062466:


補巻32-3 中支戦線に於る精神鑑定書
ISBN:9784835062471:


補巻32-4 戦場に於る自殺企図について/戦争心理の研究を終了すると共に将来へ希望す
ISBN:9784835062488:

*1:市川市立中央図書館, 千葉市中央図書館郷土資料室開架[館内閲読]

*2:『軍医官の戦場報告意見集』解説(高崎隆治)「伝えられるところによると, 中国から日本内地の陸軍病院(国府台陸軍病院といわれる)へ転属になった後も精神病理の臨床的研究を継続し相当な成果を収めたが, 不思議なことに軍医として重視されることはなかったという」とある

*3:国立国府台病院創立20周年誌『第二次大戦における精神神経学的経験』, 著者は諏訪敬三郎または国府台病院[市川]⇒県立図書館横断検索より船橋市西図書館郷土資料室または千葉県公文書館書庫一般蔵, 共に館内閲読, 帯出不可…「国府台のことども」に早尾乕雄「思い出」

*4:手書き,著者寄贈(1961/11/13)「防衛庁防衛研究所戦史室図書館」の表紙

千田夏光


千田夏光『従軍慰安婦/正編』三一新書883,1978/09/30


p.43〜p.62「花柳病の積極的予防」を紹介


p.77〜p.84「武昌の柳」を紹介


双葉社版(『従軍慰安婦「声なき声」八万人の告発』双葉社,1973)確認のこと



『1億人の昭和史10/不許可写真史』毎日新聞社,1977/01/01 p.62〜p.65「日本陸軍が開設した」慰安所 掲載の写真は麻生徹男氏撮影[*1]⇒写真説明比較id:dempax:00000914

*1:編集後記で「写真・資料」提供の協力者として麻生徹男が挙げられている. 千田夏光「日本軍国主義時代における検閲の思想と流れ」(p.253-p.257)について「'検閲と報道規制'については千田夏光氏がユニークな視座から分析しています」とある.

アクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」wam


『日本軍「慰安婦」問題/すべての疑問に答えます』合同出版,2013/11/05


「慰安婦」問題 すべての疑問に答えます。


写真資料出典…上海派遣軍司令部『日支事変上海派遣軍司令部記念写真帳』1938年 , 村瀬守保『新版私の従軍中国戦線』日本機関紙出版センター ,2005 麻生徹男『上海から上海へ』石風社,1993 ほか

高崎隆治


『教科書に書かれなかった戦争part.14「陣中日誌」に書かれた慰安所と毒ガス』梨の木舎,1993/12/08


ISBN:4816693068 [*1]



『教科書に書かれなかった戦争part.17 100冊が語る「慰安所」男のほんね/アジア全域に「慰安所」があった』梨の木舎,1994/12/08


ISBN:4816694056




*1:会津・野戦部隊 歩兵第65連隊第13/11中隊の陣中日誌=1938/01/08 〜 1939/09/23=